平成17年7月28日(木曜日)

今日は早朝の新幹線に乗って、朝の8時過ぎには東京駅にいた

明るい夏の朝の日差しを浴びた東京駅

つい先日見た東京駅のホームからの景色は
台風通過直後の夜の景色だった

先日、東京駅構内で朝食を食べたとき
向かいの中華の店の「朝粥」が何となく気になったので
今日はその向かいの中華の店に入って「朝粥」を注文した

東京駅の出口は通勤時間で、サラリーマンが足早に同じ方向に向かって出てゆく

私は、今日の会場のホテルに向かった

開場30分前で、もうすでに大勢の人が会場前であふれていた

今日は、「電子政府・電子自治体戦略会議」だ


冒頭、麻生大臣が都合がつくなら来ると書いてあったが
やはりと言うべきか、結局副大臣がメッセージの代読だった

全員に同時通訳のイヤホンが配られた

会場で名古屋の先生から声を掛けられたので
昼食をご一緒させてもらった

昼食を同席された他の先生は
名古屋の先生の話が含蓄に飛んでいたのでメモを取り始めた
そう、こういう風に気づいたことや気になったこと、打ち合わせたことなど
メモに残すと言うことは非常に大事なことだと、また会話が弾んだ

さらに、名古屋の先生はなんと愛知万博に19回もいっているという

ここのホテルのサインマークはおしゃれだ

ところで、午前中からの会議の内容について

基調講演 総務副大臣 山本公一 「ユビキタスネット社会と電子政府・電子自治体」
    ま、原稿丸読みでしたが要するにe−Japan政策からu−Japan政策へという方針の話し

オーストラリア特別国務大臣エリック・アベッツ「オーストラリアの電子政府戦略」
    同時通訳は聞きづらいですね、それに今日は朝早かったので、ウトウトして・・・わからなくなってしまいました

(株)日立製作所代表執行役 執行役副社長 小野功「元気・安心・感動・便利を支えるICTの姿」
    これはよかったですよ、明確な方向性と方針の明示
    それにプレゼンテーションの手法もわかりやすくパワーポイントだけでなく映像も入り、最後にはBGM付きでまとめ
    なかなかよかったですよ、そのなかで気になったキーワードは
    ソーシャルキャピタルとレピュテーションですね
    ソーシャルキャピタルとは信頼や規範、人と人とのネットワークといった目に見えない有用な資産のこと
    レピュテーションとは 評判、定評のこと、と説明された
    2010年のユビキタス社会を目指すために、価値評価指標がポイントだという話の時に出たキーワードだ

マイクロソフト(株)代表執行役 社長兼マイクロソフトコーポレーション コーポレートバイスプレジデント
ダレン・ヒューストン「次世代電子政府・電子自治体に向かって」
    これはきれいなことを言っているが結局売り込み話ばかりという感じがしてしょうがなかった
    ただ、次世代のウインドウOSとしてビスタというソフトやMSオフイス12というソフトが次年度以降に発売のようだ

富士通(株)代用取締役社長 黒川博昭「新しい地域の源泉」
    どちらかというと技術畑の社長さんという感じがした
    自分たちの実績による事例からの話しが中心だった


そして、今日の私が東京までやってきたのは、この公開会議に委員として参加するためです

プレゼンの中で一番明確で歯切れがよくておもしろかったのはこれ
「日本の電子政府に足りないもの」として
1,ビジョンと情熱 2.利用者を理解する努力 3.説得力
そして「コミュニケーション能力に欠けている」と切り捨てる

この彼、電子政府コンサルタント牟田学氏のプレゼンが実にわかりやすかった
その他、100年先を見れば士業の資格者は電子申告が進めば進むほど
自分たちの仕事が無くなることをわかって士業者は動いているのだろうかというコメントがあった

その後、参加者のための交流会が盛大に開かれた

皆さん税理士さんです、ハイ

ちょっとおしゃれなサインマーク

このじゅうたんの廊下を通って宴会場に入って行く

交流会の終了後、税理士仲間の先生方と最上階で回るフロアーから夜景を
じっくりと楽しみながらワイワイガヤガヤと実に楽しい時間をすごすごとが出来た

宿泊の部屋の窓から見える新宿方面の夜景がきれいだ

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