平成17年7月2日(土曜日)
今日は、我が社の社員、あの山古志のやすよ君の結婚式によばれてきた
いつも思う、結婚式は前から予約が入ってスケジュールを確保でき
おめでたい席だからおよばれしても嬉しいものだ、その上
本当にハッピーをおすそ分けしてもらえるのだからうれしいものだ
皆さん、巻紙に墨でスラスラと口上文をしたためて朗読される
すごいなーと思ってみている
まず原稿を失礼があってはいけないと何回も推敲され、その上、墨できれいに清書されて書いてこられる
私はそのような原稿など作らずにぶっつけ本番で話してしまう
失礼に当たっているのだろうか、あのような口上を巻紙にしたためて先方にお渡ししてくるのが礼儀なのだろうかと
自分のやっていることが失礼に当たっていなければよいのだがと冷や汗をかいて見ていた
新婦は打ち掛け着物姿からウェディングドレスに衣装替えしてキャンドルサービス
幸せいっぱいという笑顔でキャンドルサービスだ
中央のメモリアルキャンドルに点火だ
唇を真一文字に結んだ素顔に、新婦の心の強さが現れている
そしてうつむき加減な姿に心の優しさがうかがえる
華やかなウエディングケーキ入刀の時間だ
一杯のフラッシュを浴びて会場はいっそう盛り上がる
「新郎新婦ご結婚おめでとうございます」司会者が一段と高い声で叫ぶ
ウエディングマーチがエレクトーン奏者の指先から高らかにかなでられる
会場一杯の拍手がわき起こる
本当に新郎新婦ご結婚おめでとうございますと私も心から拍手を送る
箸袋も寿と祝いを盛り上げる
芸達者な人々と、プロ並みの歌い手がどんどんと祝宴をもり立てる
カメラを持った人は一生懸命に記念写真をパチパチと
若い女性は素敵な着物姿で
しかし、ふと足元を見て「あれ、内股ではない」
当たり前ですよ、今時内股で歩いている女性などいませんよね、ハイ
ま、着物姿を見て内股でないことに違和感を持つなんて、私が古いのですな、ハハハ
新郎も白のタキシードに合わせて白の靴
新婦からご両親に当てたメッセージを読みながら、会場内が涙に包まれる
会場の天上のガラスに映し出されるご両親への花束贈呈の様子
会場の奥ではご両親が強いスポットライトに照らし出されてご挨拶が進んでいる
たまらず、お母様がハンカチで目頭を押さえ、にぎやかな結婚披露宴から一気にフィナーレへと進む