平成17年6月18日(土曜日)

高久の「料理活用」

昨夜、家内が市民大学講座を受けに行った
そして、その公開講座のなかで注目するモノを見つけてきた

「パパ、私市民大学講座もう一つ受けるわよ」
「ああ、何を勉強するんだ」
「ほら、これ」
「ん、なんだ、昔の越後の料理、なになに、江戸時代の版本『料理活用』を中心に読みながら、昔の越後の料理について考えていきます」
「おい、これはうちの先祖の書いた例の本のことじゃないか」
「そう、だから私が行かなくっちゃ、15代の女将だもの」
「おう、おもしろそうだ、これは行かなくっちゃダメだな、うちのことを大学の先生が講義してくれるんだから、こりゃいかねば、な」
「そう、私のための講義ですモノね」

というわけで、今年の市民大学の講座の中に我が家の先祖が1830年頃書いた料理の本を題材に
中世の食文化などの講義を計画してくれたようだ
我が家のことを人が研究してくれるとは有り難いことだと思った

マンション隣のお宅のバラをきれいに写せないかと工夫してみた

深紅の色合いがなかなかうまく捕まえられない

光の加減でかなりイメージが違って見える

色を写すと言うことの難しさを感じた
もう少し工夫してみたいものだと思った

長岡観光スタート、ゼロ地点

今朝方、家内は早い時間の新幹線で出かけたので駅まで送っていった
ついでに、駅ビルの喫茶店でモーニングセットの朝食を取った
ガラス越しの駅前の風景を見ていた

ふと思った、この空間に何かおもしろいことが出来ないかと
そこでまたふと思い浮かんだ
震災復興チャリティなどで大物スターが長岡にどんどんやってきている
今後はもう今みたいに大物スターがやってくるなんてことはチャンスが少なくなるだろう
そこで、長岡にやってきた大物スターにこの広場のタイルにでも「手形」を押したレリーフを
はめ込んでもらってはどうだろうかと
ようするに広場のタイルにハリウッドにあるような手形を押したレリーフを敷き詰めてみてはどうだろうか
長岡に観光に来た人は、この三尺玉の打上筒など見学しながら
足元を見るといろいろな有名人の手形があるので興味を持ってもらえるのでは

いや、まてよ、そんなのではおもしろくない、せっかく花火の筒があるのだから
そんなことにからめた、遊び心のあるタイルなど敷き詰めてみてはどうだろうか
お客様に喜んでもらえ、長岡の遊び心を感じてもらって、長岡に興味を持ってもらえれば
そうそう、ここの床面に長岡の観光のスタート地点,
ゼロ地点 としてのなにか謎解きの呪文でも書き込むとか
その答えは現場に行くとわかるようになっているとか

いや、まてよ、もっとおもしろいことはないか・・・

そんなことを考えながら、モーニングセットのコーヒーをすすっていたら
目の前を知人が通って目があったので店から飛び出して立ち話をした

駅前の手作り花壇を見たら「花いっぱい運動」と書かれていた

バス停前の観光案内はおしゃれな造りとなっている

地下道の入り口壁面に「長岡城元旦年賀登城の図」と書かれたタイル絵が掲げられていた

振り返って、駅ビルの壁面を見ると「長岡 今昔」と題して壁面にレリーフが飾られていた

ま、何でもあればいいってモノでもないのでしょうが、一応何でもありのレリーフ

このルイ・フランセンという人はどういう人なのだろうかと思った
インターネットで検索すると、なにやらあちこちでこの人の作品が作られているようだ

先の、バス停前の観光案内を見ていたらいろいろのことが書いてあった

そのなかで、水島爾保布というひとが書いたという絵が興味深かった

信濃川の鮭網ということは、鮭を網で捕っていたのだろうか

長岡甚句というとふと思い出すことがある
長岡甚句の歌詞の中に「ぼんだてがんに(盆だというのに)、茄子の雑炊で鼻のテッコ(頭)灼いた」
というようなくだりがあるやに聞いていたがよくわからない
いつも長岡甚句を長岡まつりの民謡流しで聞くが
そんな歌詞はいっこうに出てこないので私の記憶間違いだろうかと思い悩んでいる

この絵は何かいい感じがする、商店街がこぞって揃いのハタを並べている
今で言えばアーケードのフラッグだろうか
考えてみると、長岡のアーケードに時期ごとにいろんなテーマを持ったフラッグが飾られているが
あれはなかなか良いと思ってみている

悠久山の絵だ

これは、地下道の入り口にタイル絵で飾ってあるモノと同じだ

インターネットで検索してみたら、「ながおかネット・ミュージアム」なるものが出てきた
ほう、長岡の中央図書館も貴重な資料などをネットで公表するようになってきたかと感心してみていた
これはいい、今までは図書館に行ってもそう簡単には目にすることがなかった貴重資料を
ネットで公表している
これはいい、すばらしいことだと感心した
上に掲げた絵はすべて「ながおかネット・ミュージアム」に掲載されている


また、振り向いてみると、こんなブロンズ像が置いてあった
けっこう長岡にはいろいろなブロンズやらモニュメントやらが結構あるのだと思い始めた

タイトルは「芽ばえ」作者は今井浩勝

昭和55年10月長岡駅栄会の寄贈と書いてある

野外彫刻

インターネットでおもしろい資料が検索で上がってきた
「野外彫刻の帰納的考察 −地域調査結果と野外彫刻のあり方−」
高岡第一高等学校 松尾 豊
表1:新潟県内の野外彫刻資料

この資料を見ると長岡にある古い野外彫刻などは昭和63年6月現在で以下の9体あるという

1.野本互尊像 昭和14 ブロンズ 不明 長岡市明治公園 肖像
2.平和像 昭和26 ブロンズ 広井吉之助 長岡市明治公園 象徴
3.まいまい姫 昭和33 セメント 広井吉之助 長岡市表町 象徴
4.三つの力 昭和40 ブロンズ 広井吉之助 長岡市宝田公園 象徴
5.南蛮の今昔 昭和55 釜沢石 戸張公晴 長岡市南蛮山 自発
6.芽ばえ 昭和55 ブロンズ 今井浩勝 長岡市長岡駅西口 記念碑
7.飛翔悠久 昭和58 ブロンズ 月形那比古 長岡市長岡工業高校 象徴
8.星との対話 昭和59 釜沢石 元井達夫 長岡市南蛮山 自発
9.再生 昭和60 釜沢石 山田克利 長岡市南蛮山 自発

この中でまだここに写真として登場してきていないモノは
長岡工業高校にある7番と
南蛮山にある5,8,9番ということになる

やはり、三尺玉の筒は大きい

その筒の置いてある奥に人工滝が作られている

水辺がうれしい季節になってきた

オゾンがたっぷりという感じがする

なんとなくなごむモノがある

これは駅前に置かれている火炎土器だ、火炎土器は長岡市内にいくつか置かれている
一つは新幹線構内にあるもの、それと千手の三叉路、交番の脇の公園に置かれている

長岡駅前から大手通を望む

土曜の朝の大手通だ

駅前の鐘、毎時間に時間に合わせた曲を奏でるという

駅前の緑の木々が長岡のゆとりと潤いを演出してくれる

木々の向こうにイトーヨーカ堂が見える

駅前の通路だ

これは私のマンションから見える風景

あちこちで修繕が始まっているようだ

前へ

次へ

目次へ