平成17年6月5日(日曜日)その1

北海道慰安旅行最終日は札幌市内観光だ
しかし、バスガイドさんの話を聞いていると
とにかく北海道はアイヌの大地だったと言うことがわかる
アイヌ民族の恵まれた自然と共存しながら豊かに穏やかに暮らしていた民族だったのだと感じる
そこへ、江戸末期からだろうか間宮林蔵などが樺太探検などおこなって
「和民」と言っていたようだが、和民がどんどん北海道に開拓団として送り込まれてきた
これはどうもロシアが南下して樺太などにどんどん入ってきていたことから
陣取り合戦なのだろうか

国策として北海道に入ってきた
それと江戸から明治になって、武士階級の、明治になって失業したと同じ状況になった武士階級を
送り込んだようだ
それが屯田兵ということのようだ

さてさて、バスガイドさんの話を聞いているといろいろな知識が入ってくる

北海道の鳥といえばカッコウだそうである、そして北海道の花というとスズランだという

そして、スズランの花言葉は幸福が訪れるとか純愛とか、私は純潔を守りますとかというらしい
スズランは英語では「Liliy of the valley 」(谷間のユリ)というらしい

ところが、アイヌでは「毒の花」といわれて嫌われたそうだ
その理由は、スズランの花を取ってきてコップに差しておき、その花の水を飲むと毒素が出ていて良くないそうだ
なんでもスズランの花の中にある何とか言う毒素が水の中にしみ出すそうだ
だから、アイヌの人は「毒の花」といって嫌ったそうだ

さらに、スズランは火山灰や荒れ地で咲いているところから
清楚なかわいらしい花だと思われるかもしれないが
意外にしたたかな花なのかもしれないと説明してくれた

なるほど、と聞いていた

さてさて、スズランの花の香りは「スズラン、ジャスミン、バラ」の三大花香だという
わたしには、スズランの花の香りというイメージが無かったが
これはどうも間違いだったようだ

市内観光の一つ、「白い恋人パーク」なるところに寄った
これは例の「白い恋人」というお菓子の会社が作ったところだ
なんでも100億からの資金を投入したようだ

チョコレート工場を見学できる

あちこちにとにかくいろいろな飾りがある

これは「真実の口」だ、けっこう皆面白がって手をつっこむ

時計台が12時をさすと、かなりスケールの大きい仕掛けが動き出す

人形が歌い出す

楽器を奏でる

脇にいた犬が急に吠え出す

いやはや、あちこちで動き出すから

みなさん、おどろくやらよろこぶやら

建物すべてがオルゴールになっているようだ

トランペットの音かタッタカターと聞こえてくる

おや、とおもって見たら、アリスの小部屋だ、子供が中から出てきた

私も中に無理矢理入ってみた、いや、すんなりと入ってみた
すべてがミニチアサイズ
何となく楽しくなる空間だ

 

さてさて、困ったことが起きた
実はカメラが見あたらなくなってしまった
どこに置いてしまったのかわからない
飛行機の中の写真とか、ま、とにかくカメラが見あたらない
困ってしまった

前へ

次へ

目次へ