平成17年6月2日(木曜日)
今日のニュースで知床が世界遺産に登録されそうだという
ユネスコの世界遺産の基準について調べてみた
基準には文化遺産という区分と自然遺産という区分がある
そして、調べていたら「負の遺産」という言葉があった
これは人類の「負」の行為を記憶にとどめておくためにあえて「負の遺産」としてとらえる見方だと説明されている
その例示として、日本の原爆ドームがそれに該当すると説明されている
人は毎日の生活という意味で、日常的部分と
あるべき方向性なり夢や理想という意味で、理念的部分
この二つの要素を持っている
というより、二つの要素を持たなければいけないのではないかと考える
片方だけでは偏ったものとなってしまう
私は創業塾など新規に事業を起こしたいというような方々と接することが多いが
その中で感じることがある
それは、夢だけで現実と離れてしまっているパターンと
逆に、現実だけで夢など無縁なモノだというパターン
確実に利益を確保してそこそこやってゆけそうなパターンは現実直視型なのだが
はたしてそんな現実直視だけの会社で自分がこれから人生をかけて飛び込んでゆこうという世界なのだろうか
そもそも自分が続くのだろうかという疑問が起こる
私は言う、夢を追いかけなさいと、自分の生活だけのために事業をするのではなく夢のために事業を考えてみてはどうですかと
逆に、夢だけ追いかけて現実味のない理念だけのパターン
このパターンが現実は多い
このパターンの人には数字を押さえなさい
現実を考えなさいと計画書を返す
そうすると、だんだん現実が見えてきてバランスの取れた計画書ができあがる
このように、どちらか一方だけではよろしくない
バランスが必要なのだ
毎日の生活だけを考える一面と、あるべき姿を考える他面があって、その両方が併存できるときバランスがとれるわけだ
妙見の崩落現場をメモリアルパークにすることでいろいろな意見が出てきた
ある人は言う、毎日通勤する立場から言えば早く妙見の崩落現場の土砂を片づけてもらって
通行できるようにしてもらわないと通勤時間が1時間違う
メモリアル公園など作ってもらいたくない
そもそも思い出したくもないと思っているのに
あんな現場があるだけでイヤな想い出がいつまでも消えない
被害に遭われた方々の気持ちも分かる
イヤな想い出を思い出したくもない
それも分かる
だが、人間は喉元過ぎれば熱さ忘れるというふうに昔から言うが
先の地震の折り、次の大地震が来たときは対策がキチンと出きるように
今回の地震の様子をキチンと記録するといって記録した人がいる
それなのに、今回の地震でも大きな被害が結果としてあちこちに出ており
とくに、妙見の崩落現場は人の命も失うことが起きた現場でもある
この記憶をやはり失わないようにキチンと保存して
後世のために常に警告を残すシンボルとしてメモリアルパークとすることが
良いのではないかと考えている
なお、ちなみに、先の地震の折りの記録というのは1800年代に起きた三条大地震のことである
昨日、6月1日は衣替えということで私も衣替えをした
毎年、この時に帽子はソフトからパナマへと替えている
ソフト帽はウサギの毛を型に吹き付け作ったものだという
パナマ帽は草を編んだものと聞いている
帽子は箱単位で持っているが、その中から服にあった色合いの帽子を選んで被っている
今日の帽子はこれ
やはりパナマをかぶると夏らしくなってくる
これに合わせて着るモノも変わってくる
夕方、夕方といってもまだ十分に明るいが
お墓が目に入ったので見てみたら、まだまだ倒れたままになっているお墓が目に付いた
それらは、墓守する人が東京に行って地元には誰もいなくなったとか
関係筋の人が亡くなられてだれも身寄りが居なくなったとか
ま、人によって、家庭によっていろいろ事情が出てくるわけで
そうすると、倒れた墓はいつまでも倒れたままになってしまうのだろうか
などと、考えてしまった
さてさて、これはなんだと思いますか
そう、これは看板なのですよ
裏には「うんどん」と書かれていますよ
ここの主に聞いたら、江戸時代の絵などを見るとうどん屋の看板はこういう風になっているそうだ
私の意見だが、本当に美味しいうどんを食べようとしたら
それは温かいうどんではなく、冷たいうどん、要するに、ざるうどんがよろしいのではないでしょうか、という意見を持っている
この店のメニューにいろいろなことが書いてあったので読んでいたら
「混沌」というものが最初にあったらしい
そこで、「丸くてころころしている」ということで「混沌」というとなにやらおかしいのではないか
なぜならば、混沌といういみは
私の感覚で言えばコロコロしている状況ではなく、ドロドロしている状況ではないかと思っていたからだ
そこで、混沌ということを調べ始めたらおもしろくなってきたが
ここに書くにはまだ十分な知識が足り無すぎるので
きょうはこの程度で止めておく
というより、6月2日から私の会社で慰安旅行なのだ
行き先は6月2日旭川泊まり、6月3日札幌泊まり、6月4日帰りということで
幹事から「すすきの観光マップ」など渡されているが、まホテルでゆっくりとしているのではないかと想像している