平成17年5月22日(土曜日)
今日、東山方面を見ていたら、山肌が見えるところが目に付いた
いままで、気にならななったが
よく見るとけっこう削れている
こんな土砂崩れは山古志で見た土砂崩れと同じだ
そう、鋸山あたりも削れている
外がにぎやかなので何だろうと思ってみたら
小学校の運動会のようだ、グランドは校舎の向こうだからここからは直接見えないが
グランド脇の並木の下に大勢の人が見える
初めて気づいたのだが、小学校の屋上に白いハタがたなびいていた
正面玄関には国旗が掲揚されている
なにもクーデターで校舎が占拠されたわけでもない
立てこもりのゲリラが降参したわけでもない
校舎の屋上に白い旗を掲揚して運動会の開催の目安にしたのだと思う
私が小さい頃は運動会が開催されるかどうかは朝6時の花火の合図だったと記憶している
ハタだと近くの人しかわからないのでやはり学区内というと花火の音がわかりやすいと思う
ただ、最近はインターネットとか電話連絡網などで連絡しているのだと思う
そういえば、長岡だけなのだろうか、合図に花火を町内会や学校区の連絡に使うなんてことは
8月になると、長岡では毎週土日といえばどこかで花火が打ち上げられている
校舎の脇にある学校用花壇だろうか、きれいな花が目に入る
午後、マーチの響きや笛太鼓、小さな子供達の声援が聞こえなくなってしばらくしたら
お母さん達と一緒に子供達が校舎から出てきた
みな楽しかった運動会のあとで、そのままのエネルギーを発散させながら道路を走り回っていた
なんとなく女の子のウキウキした声が聞こえるようだ
「お母さん、今日の借り物リレー楽しかったね」
「そうね」
「あそこでお母さんがサンダル投げてくれたから、1位になれたんだね」
「そうね、帰ったらお父さんに報告しなくちゃね」
「おとうさんどういうかな」
「きっと、サッチャンのことほめてくれるわよ」
「わぁうれしいな、お母さん早くおうちに帰ろう」
「そうね、サッチャンがんばったものね」
「うん」
教育の基本はほめることだという
私の長岡高校の先輩が言った有名な言葉がある
「やって見せ、言って聞かせて、やらせて見せて、ほめてやらねば、人は動かじ」山本五十六