平成17年5月21日(土曜日)

花火の値段

今日、長岡まつり協議会から「震災復興祈願『長岡まつり』ご協賛のお願い」なる文章が届いた

それによると、今年は長岡市が周辺5町村と合併し、新生長岡市として初めての「長岡まつり」を
例年のように8月1日から3日までの3日間にわたって開催すると明記し、そのうえで
「本年の『長岡まつり』は、新市誕生を祝い、また震災復興を願い、そして全国の皆様からの
温かいご支援への感謝の気持ちを込めながら、盛大に開催したいと考えております。」とし、
協賛して欲しいという手紙が舞い込んできた

そして、「平成17年度長岡まつり花火価格表」が同封されてきた

その価格表から参考までに拾い上げれば
単発花火は7号1発20,500円、10号1発42,000円、4号早打ち10発につき57,000円等々
大型花火としてはスターマイン1台306,000円以上、大スターマイン1台510,000円以上
ベスビアス大スターマイン1台663,000円以上、ベスビアス超大型スターマイン1台1,326,000円以上

ま、これはあくまで目安というふうに考えればよいのだろうと思ってみていた
これに色々要望を入れると値段がどんどん跳ね上がってくるのだろうと

毎年恒例の尺玉早打ち米百俵花火と名前が付いているやつ
今年は99発となる、市制年数に合わせた尺玉早打ちは
100発とすればおよそ1発4万円ほどだから400万円という計算が働く
実際の価格はもう少しお安くなるのかもしれない

話題のミラクルスターマイン花火やワイドスターマイン花火なども数百万円の値段が付いていることと思う
しかし、三尺玉を含めてこれらの花火は事実上「指定席」で、これらの花火を打ち上げるスポンサーは決まっているので
だれでもお金を出せば打ち上げられるというものではないわけで
ただお金があるだけでは長岡花火の目玉のスポンサーにはなれないところが単純ではないわけでして、ハイ

ま、今年は震災復興祈願のフェニックス花火、ギネスに挑戦の世界一の花火だからこれは見物ですな、ハイ

錦鯉花火

そうそう、長岡まつりの花火はとにかく8月2,3日と決まっているわけで
皆さん勝手に日曜祭日に日にちを変更しろとかいう声もないではないが
わたしは、やはりこれはあくまで長岡が戦争の犠牲となって昭和20年8月1日の夜に空襲を受け
大勢の方が亡くなられた事実をキチンと受け止めておくべきで
そのために8月1日から長岡まつりが始まって8月2,3日が花火大会ということはやはり日にちを変更は出来ない
というより、するべきではないと思っている

今年は10月23日に中越地震1年目ということで、この日にも花火を揚げたらどうかという意見が聞かれなくもない
私もこの日に何か恒例の行事を設定すべきではないかと思う

例えば、同じ花火でも昨年長岡で打ち上げられた韓国花火のような音楽と一緒に花火を演出するようなものがよいのでは
と考えている
じっくり鑑賞する花火、いわば8月が勇壮な打上花火だとすれば10月がコーディネートした芸術花火、花火を中心とした
野外空間を最大限につかった大空の芸術花火
(そういえば、十日町などで行っている「大地の芸術祭」 に引っかけて、「大空の芸術祭」なんてことも考えたりして・・・)
そう、かなり以前にレーザー光線と音楽と花火をミックスして行った花火を長岡でやったことがあったが
あの路線がよいのではないかと思っている

そして、錦鯉と牛の角突きをもっと前面に押し出して、世界錦鯉まつりなどと銘打ってはどうか
そうそう、錦鯉となれば水だから信濃川の川の中を錦鯉が泳ぐように水中花火が花開く
川下からパッ、パッ、パッと花火が川を上るように徐々に炸裂し、だんだん長生橋に近づくと
長生橋を今度はコイが滝を登るように花火が打ち上がってゆく
こんなイメージの「錦鯉花火」なるものができないだろうか

三点セット

そう、錦鯉花火というなら、上空で錦鯉が泳いでいるような、そう大正三色とか昭和三色などという錦鯉のガラというか
色に合わせて、上空で錦鯉が泳ぐ花火ができたらこれはおもしろい
これこそ、いやいや、この花火が出来たら、これは10月23日以外には打ち上げない特別な花火として
そう、8月の長岡まつりでも打ち上げない花火として限定モノにして
中越地震復興祈願花火を10月23日に打ち上げる

ま、こんなアイディアをどんどんだして皆で意見を出して「中越復興祭」とでも名前を付けて
長岡のまつりということより中越のまつりとして10月23日をイベント開催がよろしいのではないかと思っている
やはり山古志はどうしても目玉になるわけで、錦鯉、牛の角突き、そして花火の三点セットで盛り上げると良いのではと思っている

意識の違い

ところで、今日、たまたま車販売店さんに用事があって2箇所お邪魔した
その両方とも個性的だったので・・・というと、何がかというと、そうサインマークというか・・・

こちらの自動車やサンは扉を真っ赤に塗って、回りを補色関係の青で縁取りして
じつに派手なカラーを使っていた
新装オープンした新しい車やサンなのだが、この扉だけが実に目立った色使いだった
ここは広々とした場所の開放感あるところだ

方や、こちらの自動車やさんはエレガントな、そう実にエレガントな雰囲気だ

たしかにここのサインマークはエレガントな雰囲気で良いなと思ったが
じつは空間というか、設備というか、場所というか、トイレそのものが狭い場所にコチョコチョとあるような造りだった
だからこそサインマークはエレガントなモノをと意識していることの現れなのかもしれない
サインマークにそこにいる人の配慮というか意識がにじみ出てくるような気がしてならない

お店は、高級車がおいてあって明るく広い空間を取っているのだが
その分、トイレが狭苦しく相対的に感じてしまった

看板に見る経営者の意気込み

まちなかを走っていると色々目に付くモノがある
その看板を見ると経営者の思いというか意気込みというか、そんなモノを感ずる
このお店は建物の正面、ファサードにお店の名前が表示されている
この「ササキ」という文字が個性的でおもしろいと感じた

私の古い知り合いが

たまたままちなかで私の古い知り合いにバッタリあった
そうしたら、彼が趣味でやっていた写真を展示するためにまちなかに場所を借りて展示場にしているという
じゃあ、ということで寄ってみた
場所は大手通のミスタードーナッツのとなり、その地下に彼のギャラリーはあった

彼の思い入れがあるのだろう
小さなハープなどが置いてあったりして色々な演出を考えているようだ

入り口にこんな看板が掛かっていた
かれの写真は優しさと絵のような色彩がすてきだった

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