平成17年4月12日(火曜日)
今朝の長生橋、橋の向こうに見える西山は雪がほとんど消えている
ひび割れの入ったタイルをはぎ取る工事をしたようだ
東北中学の校舎脇に積もった雪を小型ロータリー除雪車で吹き飛ばしている
ところで
どうも守門岳の話が頭に残る
いろいろな疑問がわいてくる
守門岳が大手大橋の上からは見えないはずだが
見えるとしたら、守門岳ともう一つ左に大岳という山が見えるはず
国土地理院の地図を見ていると色々想像される
ちなみに国土地理院の地図はここで見ることができる
http://watchizu.gsi.go.jp/
では大岳はどのあたりに見えるのだろうか
ということでまたゼンリンの電子地図帳の上に線を引きながら検証してみた
守門岳と大岳から
大手大橋の上(赤ピン)と
長岡大橋の上(青ピン)に線を引いてみた
すると、こんな感じで電子地図上に赤い線が引けた
そして、その線は東山のどの当たりになるのかを検証する
電子地図上で確認できることは次のことである
大手大橋(赤ピン)から眺めると、守門岳と大岳は森立峠の右に、長岡大橋(青ピン)からは左に見えることになる
ということである
但し、高さを見ると森立峠は400メートルほどの高さで
そのすぐ北、橋(青ピン)の方からみれば左側の高さが国土地理院の地図を調べてみると452メートルとなっているから
この高さならなんとか守門岳も大岳も見えるのではないかと思う
しかし、森立峠の南側、橋(赤ピン)から見れば右側は510メートルと国土地理院の地図には書かれている
この510メートルと書かれた場所から更に南に行くと電波塔があり、そのさらに南に高圧線の送電線がある
そこは高さ523メートルとなっている
上の地図に寄ればグリーンのピンが押してあるところに電波塔があり、地図上大手大橋の橋のたもと(赤ピン)から正確にラインを引くと
地図上では電波塔の位置に守門岳が見え、その左、少し森立峠に向けて斜面になっているあたりに大岳が見える
ということになる
これで行くと、守門岳は昨日計算したように、橋の上からではたぶん見えないはず
みえるとしたら大岳が斜面上に何とか見えるかもしれないという計算になる
そこで、確認してみた
この地図で言えば、右端が大手大橋のたもと、赤ピンのある場所が橋の付け根
左がバイパスに抜ける方向
私は守門がどこから見えるかと思ってバイパスの方から大手大橋に向かった
上の地図で言えば左から右に向かった
上の地図で言えば一番端の交差点、青く○を付けておいた
その場所から見た東山と守門方向の写真が下の写真だ
これを見る限りカスミが掛かったようになっていて良く見えない
更にもう一つ信号を進めた、地図上で言えば中央の交差点
左にマクドナルドの看板が見える、前の車越しに見ているからよくわからない
そこで、交差点を過ぎてすぐのセブンイレブンに車を止めて
橋の方向を見たがやはりよくわからない
どうもよくわからないから車でさらに橋に近づいた
これは橋のすぐ手前の交差点から写したもの
なんかぼんやりしていてわからない
橋のたもとの信号から東山を写すがなんとなく白い山が見えるような
そこで、橋のたもとに車を止めて
橋の上に立ってみた
橋の延長線上よりやや右に守門が見える計算だがそんなもの見えない
ちょうど地図上では赤ピンの位置から写真を撮っている
そうすると、もう一つ、大岳は橋の中央よりやや左に見えるはず
再度よく見てみると
何となく橋の中央よりやや左に白い山が東山の向こうに見えるような気がした
望遠を最大にして写してみたが
カメラでは余りよくわからないが、肉眼では何となく見える
そこで上の2枚をコントラストと明暗を調節してみたら見えてきた
最初の写真、左上に白い山が見える
最大望遠で写した写真はやはり左に白い山
これは計算上の位置からは大岳ではないかと想像する
守門岳が見える位置は電波塔のある当たりとなっているから
上の写真では橋の中央から右に見たところに何か塔のようなものが見える
これが電波塔ではないかと想像する
この後ろあたりに守門があることになる
だから橋の上からは守門岳は見えない
左の大岳の手前に何か避雷針のようなものが見えるが
これは橋の東詰で現在工事をしているクレーンではないかと思う
レンズを橋の中央より左に向けて写してみた
やはり明暗を調節すると白い山が浮かび上がってくる
左のくぼみのようなところが森立峠だ
右の東山の一番高いところが下の地図に書かれている510メートルの高さの地点ではないだろうか
510メートルの地点から電波塔を過ぎて高圧線の送電線のところが523メートルだから
ちょうど、この写真のあたりがなだらかな場所となる
やはり明暗とコントラストで少し浮かび上がってきた
見えてきたのは右端の高圧線の送電線あたり
しかし、守門岳はやはり見えない
私が写した場所の反対側を見ると、なだらかな坂になっている
再度、橋全体から東山を見る、そして守門岳を確認するために明暗とコントラストを調節してみる
これを見ると、やはり白く見える山は橋の延長線上より左に見える大岳だけで右側にあるはずの守門岳は見えない
このことから、先日のお便りをくれた方の疑問を考える
「大手大橋を走ってると今までは大手大橋より右側に見えたんだよね。」
というお話だったが
そもそも大手大橋では守門岳は見えない計算であり、実際に現在は見えない
大手大橋の中央左に見えるのは大岳だと思われる
たしかに、守門岳は大手大橋のやや右に見える位置にある
以前、実際に大手大橋から守門岳が見えたとすれば
現在は見えないことから考えると
東山が隆起したか守門岳が沈降したか、はたまた大手大橋が沈降したかが考えられる
しかし、これから先は更に詳しい検証がなされなければ真実のほどはわからない
しかし、実際大手大橋の右に守門岳が以前は見えたという証言があるかもしれない
そんな証言なり報告をもう少し待つことにしたい
そして、後、残された確認事項は橋から見える山が守門岳ではなく大岳であることを確認することだ
その方法は、もう少し高い場所から守門岳と大岳の全景をみて確認する
その確認は後日またチャンスがあったときにでもやってみたいと思う
さてさて、これが守門岳なのだろうか
それとも、大岳なのであろうか
橋の下から写す
けっこうハッキリと浮かび上がる
帰りは陸上競技場脇を通って戻る
ということで少し現場確認ができたので、何となく落ち着いたような気持ちになる
またチャンスがあればもう少し確認すべきことをやっておきたいとは思う
そう、技大にでもいったときに、あそこから見れば守門岳と大岳がハッキリ見えると思う
ご報告
「やすよ通信」の続編が私の手元に届きました
先日の日曜日に山古志に入れたようです
そのときの様子など報告が来ていますが
私が整理して掲載する準備が間に合いません
後日、準備が出来次第掲載しますが、もう少しお時間を下さい
そうそう、それから「やすよ」君からお誘いが来ました
一緒に山古志に入ってみませんかというお誘いです
何か登録すれば山古志に入ることができるようです
休みの日に一緒に連れて行ってもらおうと思っています