平成17年3月21日(月曜祭日)

今朝は明るい日差しがいっぱいに開かれたカーテンの向こうで輝いている

窓から見える屋根の雪はドンドンと少なくなっている

長生橋の向こうに見える山にも雪が少なくなってきたようだ

あちこちでせっせと雪を道路に投げて、まだまだ積もっている雪を溶かしている音が聞こえる

屋根の雪はドンドンと少なくなっている、雪の残り具合を見ると暖房の効いている部屋の位置がわかる

今日は祭日、子供が自転車で遊んでいる

今日はリリックで演劇仲間の発表会があるのでやってきた
本当は私も参加したかった俳優養成ワークショップなのだが、今年は地震で確定申告も忙しくなることが予想されたし
そもそも確定申告期に長期のワークショップなど参加していられないことから参加を断念した、そのワークショップの発表会だ

リリックの駐車場にはまだまだうずたかく積まれた雪が残っている

楽屋口から、今日の発表会場である第1スタジオに向かう

会場内は回りに椅子席、中央は座布団が敷かれた席が用意されていた


仮設のステージが設定され、ステージ上には椅子が4つだけ置かれ、シンプルなステージとなっている

開演までの間、ロビーで見に来ていた演劇仲間と挨拶をしながら
おしゃべりを楽しんでいた
演劇会場ではかつて一緒にステージに上がった仲間や、同じワークショップで一緒にやった仲間など久しぶりに会う連中が
いっぱいいる

そろそろ開演の時間のようだ

今日のパンフレット表紙
同じ内容の30分ほどの劇をメンバーを毎回替えて4ステージ行う
これは結構おもしろかった
全く同じせりふだから次にどうなるのか、何を言うのかは観客に全てわかってしまっている
そんな中で役者はその役所を捕まえて演じなければならない
どうやって演ずるのか各ステージ事に非常に興味がわいてくる
同じせりふでも演じ方でこうも違ってくるのかと思いながら見ていた
役者の才能が問われる厳しいステージだったと思う

リリックがこのようなプロの演出家を呼んで役者を育ててゆく事業をやってゆくことは
非常にすばらしいことだと思っている
やはりプロによる指導の場は役者を育てるためには重要なことだと思った


帰りたくても”玄界島”の住民
とテロップが流されて避難所の様子が写し出された
これは何回も見慣れた風景だが
今回のニュースを見ていて臨時保育園が
避難所に開設されたり救援物資が素速く配布されたり
自衛隊による風呂がいち早く設定されたりと
中越地震の経験が素速く生かされていることを感じた

それに比べて、韓国の釜山では地震後火災が起きたりしているニュースが流される
日本では火災が起きていないのに韓国では火災が起きている
たぶん原因は切れた電線による火災ではないだろうか
日本では神戸地震以降、地震によって電線が切れた後
通電するときは十分な確認をしてからということで、中越地震でも火災を避けることができた
神戸の時の火災はこの通電による火災が大きな原因だったという
その経験が中越地震で生かされていたという

同じことで、今回の北九州の地震も火災は回避されているが
その経験則が韓国には行かされていなかったのではないかと思いながら
ニュースを見ていた

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