平成17年3月12日(土曜日)

お客様と話をしていると色々なことを勉強させてもらえるから楽しい

村社会と契約社会のギャップの中でお客様は泣いたり笑ったりということだろうか
お客様は地域の中で生きているから現実の人間関係があって物事の善し悪しを判断している
ところが法律は、なかなかその人間関係の機微というか温情というか、そういったものを取り入れたら
いっこうに判断ができないと言うことになるので、公平性の観点から客観的基準による一律な判断がなされる

これは至って当然なことで、相手を見て基準を変えるということになれば判断者の偏見が入ってしまう
その結果不公平が発生してしまうから客観的基準が必要となる

しかし、 現実はそこに生身の人間が判断して行動している
生身の人間を目の前にして杓子定規なことを言い切れるかというと
地元で生活しているものにとってはなかなかやっかいなことが多い

結局税理士はお客様の感情と法律の決まりの間で
法律の決まりを翻訳して説明しながら、感情の思いを法律に照らし合わせて解釈する
という作業をしている

ところで、今朝のカーテンチェックは当然閉まったままだ

TVの天気予報は今日からまた寒波がやって来るという

今朝は家内が東京に出張ということで駅まで送ってゆく

そして、駅ビルの食堂で簡単な朝食でもと店に入った

モーニングセットを注文、いつもよりボリュウムのある朝食だ
こんな時間に知り合いに会うことはないだろうと思っていたら
同じ店で同業の先生にバッタリあった

駅前に目立つ看板がある、確定申告の相談は税務署ではなく「新産管理センターへ」と

昨夜、真夜中に地元の税理士先生の事務所でぼや騒ぎがあったという
聞くところによるとコピー機械の配線付近で漏電による出火のようだ
確定申告締め切り直前で申告書など全部用意してあったのに火事になっては大変だということで
我が社でも対策を講じなければと社内的に話題になった

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