平成17年2月10日(木曜日)

ここは長岡の外れ、小千谷よりのコンビニ
雪が多いからコンビニの店もサッシで雪囲いがされている
午前中ホテルニューオータニ長岡で会議があって、それが終わって食事付きだったのだが食べずに飛び出して
コンビニでサンドイッチを買い求め午後1時半からの講演に間に合うように国道を走らせようと言う算段だ
コンビニで飲み物を買い求めるとき、牛乳のような紙パックに入っていてストローで飲むものを買った
これが災いした、ストローを差し込んでチュウチュウと吸うのはよいが
片手にサンドイッチ、片手に紙パックという状況で運転席で食事をすると
つい紙パックに力が入ってしまうと
中の牛乳がストローを伝って噴水のような状況で飛び出してしまうという危険がある
幸い大事には至らなかったが
やはり、栓付きのペットボトルにすればよかったと反省した

駐車場の雪がうずたかく積まれて雪の山の向こうにある国道を通る
大型車両さえも見えなくなっている

ここは川口の国道、先に見える高架は飯山線だ

和南津トンネル、トンネル内部のカベが落ちたトンネルだ

すっかり修復され、入り口は明るく、中間からは両脇が綺麗になっていた

天井に何か補強したものが見える

和南津トンネルを出てカーブになっているあたり
両側の雪は車の高さよりうずたかくなっている

今日の目的地はここ、広神村商工会
正しくは村は無くなって魚沼市になっているから広神商工会なのだろう

ぶじ講演を終えての帰り道
やはり雪が多い

途中から雪が降り始めた

除雪しているのだろうかトラックに雪をいっぱい積み込んで
指定の場所に雪捨てに走っているのだろう

雪景色は山水の淡い感じが美しい

車道の雪がローターリーで歩道に積み上げられ
こんどは歩道の雪を小さいローターリーで歩道の外に積み上げられる
そんなことの繰り返しで雪のカベがどんどん高くなる

車道の脇に立っている赤白のポールが
除雪時の車道境界の目印になっている
夏に雪国の国道を走ると赤白のポールが立っているのを指さして
あれは何ですかとよく質問を受けることがある
まさに写真のように、除雪の境界がわかるように立ててある

今度は和南津トンネルを小出側からはいる
すると、トンネルの途中に明るいアーチが見える
これはなかなかおしゃれですねと、さすがデザインまでも考えた復旧工事とは粋ですね
などと思っていたらとんでもない

トンネルの途中から
というより川口よりの半分がトンネル内のカベが落ちたためコンクリートを補強して工事し
カベが厚くなって以前のトンネル内径より狭くなったため
トンネル内で天井高さが違うことを注意させるために
その境目に電気を付けて注意を喚起していることのようだ
上の写真の左上にその断面の蛍光灯の明かりが見える

和南津トンネルを出て魚野川を渡って前方の山を見た景色
この山の下あたりが今回の地震の震源地付近だという

川口の町を走る国道の様子
ここも雪の量が多く、雪のカベはトラックの背の高さを越えるほどで延々と続く

長岡は妙見堰のところから、信濃川を渡ると
長岡市になる、その長岡市になったところで右に川沿いに行けば土砂崩れのあった場所へと続く
いままで通行止めだろうからと思っていたが
見たら除雪してあるようなのでハンドルを右に切って土砂崩れ現場の方に走ってみた
当然道には誰も走った跡が無く、除雪だけはしっかり行われていた

地震の数日前に訪れた榎峠古戦場パーク
ここから山を登って榎峠を越えて、というその榎峠が土砂崩れとなった

途中ドライブインがあるのだが、そこまで道は除雪してあって
そこから先はうずたかく雪の山になっていた

いま来た道を見返せば綺麗に除雪してある
左がその元ドライブインの建物、その後ろが信濃川だ

ドライブインの駐車場に車を止めて降りてみる
見える、すぐ目の前に崩落現場が見える
雪をかぶっているが、まだ生々しい現場が見える

道路が途中まで続いて、そこから先が崩れてしまっている

垂れ下がったガードレールがそのままになっている

左の山は切り立った崖だった、その崖が崩れ落ちて、というより山が崩れ落ちて
一気に土砂が道路もろとも押し流してしまった

川の中に流れ出した大量の土砂、自然の力の怖さを見せつけたものだ
たしか、まだお母さんの死体はまだ危険だということで掘り出されずに、この土砂の中に埋まっているはずだ
早く雪が解けて堀り出してあげねばと思う

川の中に目をやると、川の中の島のような場所には雪が積もっている姿が
何ともいえない静けさと安らぎを与えてくれる、野鳥が水の上をバタバタと飛び回っていた

なにか落ち着いた自分見つけることができる場所だ

しかし、それにしてもすごい場所だここは

写真をパノラマ風にしてみた、より状況がわかりやすくなったと思う

車をいま来た道を戻ってゆく

今日は夜、またまた別の会議が予定されており
いろいろ決め事がなされた、ま、会議の内容はそういうことで、それより今日の会場はいつもと違い
小松パーラーということで、美味しいものが出てくるかということでこちらの方が楽しみな会議だ

ここの最後にお勧めはドーナッツ、いつも最後はドーナッツとコーヒーで仕上げだが
今日はおみやげとして家に帰って家内と一緒に食べるため持ち帰った

小松パーラーの店頭ウインドウ

そう、ここは昔悠久山の山の上に確かパラダイスという名前で
洋食屋さんを経営していた、その店の前にトーテムポールがあったのが印象的だ

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