平成17年1月12日(水曜日)
これはなんだかわかりますか
ワイパーを動かすとこうなります
はい、帰ろうと思って車の雪を取り除いて、車の中に入ってみると
すでに上のように雪がフロントガラスの上に積もっているのですよ
この位だったらワイパーで雪は落ちるので、ワイパーで雪を払ってようやく自宅へ
だけど、暖房など暖まらないままに自宅に帰ってしまいますよ、ハイ
天を仰いでみればこれですよ、これ
とにかくドンドンと天から降ってくるのですよ、ただただドンドンと
私の祖母が「緞帳(どんちょう)のように降る」 と言わしめた降り方にはまだ足りないけれど
「レースのカーテン」くらいには降っていますね
昔、本当に雪が降っているときは外からの音が何も聞こえなくなった
そんな思い出がありますよ
いまは家の中でいろいろな音がするモノで、というより外の音かそもそも聞こえないモノで
雪が降ると音が聞こえなくなるという感覚を味わうことはなくなりましたけれど、ハイ
これはまた、一夜明けて今朝、階段に積もった雪ですよ
雪はどんなモノでも包んでしまい、まるでバージンのように無垢な世界を作ってくれる
リセットする、そんな感覚を味わらせてくれる
こんな日は、長生橋など見えない
綿帽子のように、綿帽子なんて言ってもどんな帽子だろうと思うかもしれないが
ま、綿でできたフワッとしたという意味で、「綿帽子、あちこちかぶす、雪の朝」なんて、俳句ができちゃったよ、ホント
会社に着いたら昨日に引き続き今朝も我が社のスタッフが「ゆきほげ」をやっている
除雪車が雪のカベを作るもので、会社の駐車場に入れなくされてしまうんですよ
そんなもので、とにかく除雪車が作った防波堤のような雪のカベを崩さないことには、自分の駐車場に車を入れられないので
みんな必死なのですよ、ハイ
なもので、社内は誰もいません、総出で「ゆきほげ」ですよ、ほんと、これで朝の朝礼など中止ですよ、ハイ
ちなみに、私の場所は左の本箱のある前、皆さん机の上に荷物を置いたまま
自分の車が入れるようにとゆきほげ、ゆきほげ、ですね
ハイハイ、みなさん正しい雪国スタイルですね、長靴、フード付きコート、手袋、そしてスコップ
いやはや、彼女は帽子無しですか、これはいけませんね
しかし、車で動いていると帽子は必要と思わないのですよね
しかしですよ、社長は毎日帽子なのですから・・・おおっと、こんなこと言うと
「そんなの、社長が勝手にかぶっているからっていって、押しつけないでくださいよ」
なんて言われないように、ハイハイ、皆さんご自由に、ハイ
道路は車が一台やっとの幅になってしまいます
そんなとき、そう、四輪駆動車は強いですよね、かえって大型の四駆より
こんな軽自動車の四駆の方が動きやすいようですよ、ホント
ま、みなさん一斉に「雪ほげ」です
この車はタイヤが雪の溝にでもはまってしまったようで、エンジンふかして、そーれっと
この子も正しい雪国仕様のスタイルですね
ハイハイ、長靴、フード付きコート、手袋、スコップ、いやいやスノーダンプでした
これはどこだかわかりますか、大手通の交差点ですよ
長岡のど真ん中ですよ、ハイ
これは、志賀高原でも蔵王の樹氷でもないんですよ、長岡のバイパスですよ
下の写真が二ヶ月ほど前の11月5日に撮影した同じ場所ですよ、車線は反対車線ですけどね、ハイ
これは高速道路ですよ
高速道路は一番除雪が徹底されていますね
そして、制限速度50キロですよ、ほんと高速道路とは言いませんね、有料道路という方が正しいですね
わかりますか、地吹雪ですよ、道路を海からの強い横風が吹いてきて田んぼに積もった雪を巻き込んで何も見えなくする
だけど、上の方は巻き込んだ雪が上がらずに信号は見えている
まだ信号が見えているのだから良い方ですかね
先ほどとほぼ同じところで、少し弱まったかなと思っていると
またまた強い地吹雪、前の車がいなかったら道がどこにあるのかわからない
ま、こんな場面がざらですね
ですので、なるべく幹線道路を走った方が無難なんですよ
結局のろのろ運転になりますから時間は普段の倍の時間が掛かってしまいますね
上空は晴れですよ
しかし、海からの風が強いんですよ
それで、ほれこの通り
脇に暴風フェンスとでも言おうか
風よけのフェンスが海側に設置してあるのですよ、確かにこれがあると少し楽なんですが
根本的に地吹雪のきつい地域なんですね、下越地域の海沿いは
それに比べると、長岡の中越地域はこんな海からの風による地吹雪は少なく
その代わりシンシンと降り積もるという地域なんですよ
チョット内陸に入っているモノで、新潟市など雪は下から吹き上がる
長岡は雪と言えば空からハラハラと降ってくる、それも止めどもなくハラハラと降ってくる
やはり、場所によって雪の降り方が違うんですよ、ハイ
上空の青空が何となく印象的ですね
これは高速道路なんですが右の海からの風が
高速道路の土盛りした土手にあたって斜面の雪を伴って右の土手壁面を昇り上がって
上空に雪の粉を吹き上げているところなんですよ、ホントは
だけど写真にするとチョット分かりづらかったですね
だから、巻き上がった粉雪が、今度は上空を覆って真っ白になるけれど
車道はちょうど風が無く前が見えるという情景なんですよ
地吹雪の逆という風情がおもしろくて写したのですが
んーー、写真は難しいですね、ハイ