平成17年1月11日(火曜日)

地球の歴史を100メートルの長さとすると、人類が地上に出てきたのは最後の17センチだと誰かが言っていた

そして、カマキリ博士は「地球という会社の最古参社員は植物で、次に動物という社員がいる、
そこに最近入ったばかりの新人社員が人間で、その新人社員が勝手なことをするモノだから地球という会社がおかしくなってきた」と

今地球という会社があちこちおかしくなってきたのだろうか
スマトラ沖の地震、ヨーロッパの豪雨、ロシアの河川増水、どんどんおかしな報告が入ってくる
日本そのものを見ただけでもおかしい
異常気象だともうだいぶ前から言われ続けている
そこで京都議定書などが批准されなければと議論されているはずなのに批准されない

人は欲の中で生きている、欲が人のある意味でのエネルギーだと言うことも事実だ
だが、欲だけで生きようとすると、欲のままに生きようとすると、人は破滅、究極行き着く先は死へとつながる

人の中には悪魔と天使が共存している
悪魔の誘いは魅惑的で甘く、優しく、誘惑の世界だ、ほとんどの場合、この誘いにフラフラと引きづり込まれてしまう
しかし、自分の頭の中には常に天使がささやいている
「それでいいのか、そんなことしていていいのか」と
だが、天使のささやきは霧のごとく消え去ってゆく
悪魔の甘い吐息で消え去ってしまう
人の心には悪魔と天使が共存している
人は自分1人しかいないと思うと悪魔が踊り出す
人前にさらけ出されると天使が正座して座っている
だから、自分を人前にさらすことで、自分で自分をさらすことで、自分の中の悪魔を影に追いやる

人は1人ではいきられない、人と人とのつながりの中で生きている
自分1人だけで全てが成り立つのだったらいいのだが、自分1人で成り立つ社会ではない
自分1人で完結するなら自分の欲のままに動けば自由に物事を進められる
だが、自分1人の社会ではないから、必ず他の人が絡んでくる
他の人が絡むと、自分の思うままに進めようとすれば、必ず他の人とバッティングすることが多い

人は皆、自分の音を持っている、その音はきれいな響きをする音だ
1人でいるときはその響きはすばらしい響きをしている
だが、この響きも1人では限界がある

人は皆、自分の音を持っている、その音がお互い響き合うのかどうかは相性というモノがある
和音でもドミソやレファラなどきれいに響き合う和音と、お互いの音が打ち消し合って不協和音となる組み合わせがある
それぞれの単音はすばらしい音でも、社会という大勢の中では合う音と合いにくい音がある
それは相性という問題だ
だから、相性の合う人と合わない人がいることは、当たり前のことである

そんな和音と不協和音が混在している人間社会はカオス(混沌)だ
そのなかで、人類の欲だけで物事を考え進めると、その行き着く先は破滅だ
人類は今、金という欲のなかで物事を全て片づけようとしている
儲けという基準だけで全てを推し量ろうとしている
経済的合理性といえば聞こえが良いが、欲だけで判断するエゴイズムといっても良いのではないかと思う時がある

我々の現在の判断基準は正しいのだろうか、もう一回考え直さなければならない時に来ているのではないかと
それを地球という自然がわれわれ新入社員の人間に教えているのではないかと
ふと、そんなことを考えている今日この頃でした、ハイ

私の講演を聴いていただくと、カンダタの話がたまに出てくる
カンダタとは芥川龍之介の蜘蛛の糸というお話に出てくる罪人のことだ
あまりにも身勝手な男で、天国へと通じる蜘蛛の糸を独り占めしようとした瞬間、その糸が切れて元の地獄へ堕ちる話
この話を聞いて、昔中学校かどこかで学校の読書感想文を書くために読んだような記憶があるが
そのときはただ「お話」でしかなかったが、最近ふとこのカンダタが気になりだした
なぜならば、実はこのカンダタは自分のことではないのだろうかと

すみません、なんかおかしなことを書き始めまして、ま、こんな話が私の講演の中に時々出てきますが
あくまで私は税理士、中小企業診断士、FP、ITコーディネーター、行政書士などという資格の上に立った話となるわけで
だからといって、あまりにもテクニカルな話をするより中小企業の社長さんを相手に、中小企業経営そのものの話が中心ですけどね、ハイ

そうそう、私の会社で毎年新春講演会というやつをやっておりまして、今年は2月4日(金曜日)午後1時半から
線路の脇にある、なんて言ったっけ、そうそう、アトリウム長岡で、最近にたような名前の場所が多くなってわからなくなりますよね
そこで、講演会を開きますので、興味がございましたらどうぞ、もちろん私がしゃべりますので
えーと、今年のテーマは「常に目的を問い続ける」ということで、話の内容ですか

えーと、ま、今年、新潟県の中小企業者は何を考えてゆかねばならないか、というようなことをお話ししようと思っていますけども
まだ、原稿は作ってないので、今聞かれても、本当は答えられないのですよ、ハイ

この新春講演会は50名以上の方が毎年おいでになられ、私の会社の新春イベントとして定着してきましたよ
聞いてみたいという方はメールで申し込みいただくか、電話(0258-35-2822)FAXなど会社に申し込みしてもらえればありがたいのですが
私宛のメールが手っ取り早いかもしれませんね、takano@tmc.nagaoka.niigata.jp
メールをいただければ案内を返信メールで差し上げます

 

私の友人から年賀状が届いたのですが、その中で、そうそう、彼は例の柳原の旧市役所にある長岡市博物館に勤務しているのですよ
そうしたら、彼の年賀状に最上階のところは取り壊され撤去処分したと書いてありました
もう、その写真と来たら、ぼろぼろになった最上階の建物部分が写し出されていました
そして、博物館のHPにはこれ以外の地震関連写真を掲載しているとURLが書かれていました

ふと思い始めたのですよ、地震からもうすぐ3ヶ月目が近づいてきますけど、そろそろ地震関連は下火になってきそうですし
このまま「のど元過ぎれば熱さ忘れる」ではないですが、新潟県中越地震関連の記録がバラバラになって
消えてしまってはいけないのではないかと
そういった意味で、少なくとも長岡の記録だけでもわかるように一カ所に記録というかリンクリストのようなモノを
作っておく必要性があるのではないかと思い始めているのですよ
皆さんからいろいろ情報をいただいて、中越地震の記録を、リンクリストを作ってみようと
そのためにはどんなところにどんな情報があるのかお聞かせ願わねばと、情報提供をお願いできないかと
ひょっとしたら、私が言う前にもうどこかでできているのかもしれませんね
そうだとしたら、そちらを充実してもらえればいいわけで、そういう場所がありますよとインフォメーションすればいいわけで

また余計なことをして自分の首を絞めるだけなのかもしれませんね、ハハハ

ところで、市内の方からメールをいただきました

写真アルバムの毎日の更新ご苦労様です。毎日拝見させていただいてます。
私も下記URLのホームページで日記のように私的な記録をつけております。
毎日更新は既に止めてます(根性なしで)。時々更新しています。
(もし、御時間があったらながめて見てください)

それにしてもつくづく思います。雪の降るこの時期でなくて本当によかったと。
また連日余震を感じていますし、雪も降り続いております。
ますます寒くなりそうです。御健康にお気をつけてお過ごし下さい。

URL http://www014.upp.so-net.ne.jp/shiiku/
(本来は熱帯魚のページです)

早速彼のHPを拝見させてもらいました
なかなかいい写真が掲載されていましたね
こういった写真のありかをどこかにリンクリストとしてわかるようにしておくべきだと思っているのですよ、ハイ

昨夜の道路状況、ドンドンと雪が降っています

このスーパーは結構おもしろいのですよ、業務スーパーと言ってます

ま、市内にはいくつかのスーパーがありますね

今朝の長岡市内、長生橋は雪で見えません

マンションの駐車場は消雪パイプでほとんど雪が消えています

会社の駐車場に来たら消雪パイプは水が出ていたのですが
除雪車が道路の雪をカベにしてくれるもので、駐車場に入れなくしてしまっているのですよ

ですもんで、朝一の仕事は除雪ですな
この赤いヤツはスノーダンプってやつで、とくにこれはプラスチック主体の軽いモノで「ママさんダンプ」って名前で売っていたモノです
以前はステンレス製の丈夫なヤツしかなく重くて奥さんなど、いやいや若奥様などの女性には重すぎて使いづらかったのですが
見附当たりにあった会社が「ママさんダンプ」の商品名で軽いプラスチック主体のモノを作って売り出したらヒットしたヤツですよ
もっとも、その会社はバブルがはじけてから倒産しましたけれど、その後、どこがこの商品を作っているのか、それとも模造品なのか
よくわかりませんが
軽くて使いやすいんですよ、ハイ

我が社の社員総出で除雪作業中です、ハイ

昼前にふと窓の外を見たら、これですよ、とにかく降っているのですよ

隣のローソンのサインポールもかすむくらいにドンドンと降ってきますよ

栃尾出身の我が社の社員が
昨日雪下ろしをしたのに、今朝またいっぱいになっていたと話していた

栃尾ではすでに雪下ろしをしている、山古志や川口なども雪下ろしを
すでにしたのだろう、というよりやっていられないのかもしれない

会社の前の道は排水状況が悪いのと消雪パイプが無くホースで水を出しているので
この通り水浸しになっている

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