平成17年1月1日(元旦)その2
ここは越路の天然ガス採掘場だ、真っ暗な中でもここの明かりがよく目に入る
ここなのか、どうもこの近辺にはいくつかプラントがあるが、聞くところによると
大気中の二酸化炭素を地中に埋め戻す実験をしているという
私が毎年年末にお邪魔しているお寺がある
なかなか立派なお寺で
昔の人は文字が読めない人が多かったモノだから
絵で布教の教えを描いて本堂に飾ってある
本堂は寒いので、入り口は小さなくぐり戸というか障子戸を開けて入ってゆく
私がここのお寺に来る理由は除夜の鐘だ
毎年、ここの鐘を家族で突きに来る
ことしは結局私一人で鐘を突きに来た
百八も煩悩があるのだから人の心の中を洗い流すためにも毎年1つだけでも煩悩を洗い流せたらと思っている
ここのお寺も地震の被害を受けたようだ
境内に崩れた灯籠の石などが木の根本に乱雑に積まれていたが、この雪で覆い隠されてわからなくなっていた
ここの境内に上がる山門、ここにもあった不思議なA、それもダブルAだ
何となく不思議な光景だ
雪の降り方がドンドン強くなっている
道は滑りやすくなっている
途中でFM長岡を入れたらリリックの特設会場でカウントダウンのイベントをやっていると流していた
リリックに寄ってみた
ちょうど市長が挨拶をしているところだった
もうすぐ12時
雪がみぞれに変わってきたようだ
リリック前の特設ステージではカウントダウンが始まった
足下は暗いが右側の黒い固まりはコウモリを差し
カウントダウン花火を見ようと信濃川の川原方面を見ている人々だ
いよいよ上がった
米百俵の群像越しに花火を見る
ちょうど絵になる状況だ
思ったより花火がきれいに写っている
長岡はやはり花火と米百俵を大切にしてゆかねば、などと思った
屋台ではお汁粉やうどんなどが店を出していた
リリック前の特設ステージ前には大勢の人が集まっている
ライトを受けて太鼓の演奏が始まった
リリックの館内に入った瞬間にカメラのレンズが曇ってしまった
外では小さな子が一生懸命太鼓を叩いている
携帯の日付を見たら1/1となっていた、妙なところに感激してしまう
当たり前といえば当たり前なのだが、何となく1月1日となっていると全てがリセットされて新しくなってしまうような気がする
おかしなものだと自分で思いながら、ついカメラに写していた
思ったより雪が積もっている
帰り道、自動車が渋滞する