平成16年12月14日 晴れ
柳原の旧市役所は外壁の工事が上部は終了したようだ
長生橋を渡ろうとしていたら
突然上空前方から迫り来る大型ヘリの編隊があった
バリバリとまるで地獄の黙示録のオープニングのような雰囲気だ
三機の編隊で一直線に新潟方面から越路方面に向かっていった
柳原の市役所裏の柿川にクレーンと杭打機がそびえ立って見えた
ここら辺の土手の護岸工事が始まるのだろうか
柳原の通りから平潟神社の裏手を通って旭町のガードへ向かおうと思って通った
そしたら、古い蔵がこの状態だ
ここら辺は長岡でもかなり古い商店街地区で、明治から昭和初期に掛けて、というより江戸時代から長岡に北陸道を通って
入ってくる人は必ずこの柳原通りを通って裏一の町(今の本町)へと入って、長岡の繁華街へとつながる場所だ
だからここ柳原地区はかなり古い老舗やお宅が残っている
この蔵のあるお宅も、たぶん昔桐生商店といっていたお宅でないかとおもうが、そこのお宅の裏手の蔵がこれだ
昔、私はこのお宅におじゃました記憶がある、というよりこちらのお宅のお嬢さんと中学校で同期だったように覚えている
こちらのお宅は入り口から土間が続いて昔ながらの商家という雰囲気だったような気がする
昔ながらの造りのお宅は被害の少なかったまちなかでも、このように大きな被害となっている
たぶん、関東大震災などはこういった状況だったのではないかと推測される
現代の建築基準は関東大震災程度の地震では問題ないということが基準と聞く
まさにその通りだと私は実感している
土壁などが崩れている
右手のお宅も古い造りのようだ
なんだかとっても悲惨な状況のようだ
平潟神社の脇を通ってみたら石の生垣とでも言おうか
柵が壊れていた
私のところの事務所職員が話してくれた
何でも小千谷辺りでは有名な話として
10月23日に地震が来ると当てた人が、今度は明日、12月15日に震度5の余震が来る、それでこの地震は終息するという
ホントかどうかは分からないが、一応警戒しておいておかしくない
そう思うと、なにか今日はあちこちで、ミシ、ミシっと余震が来そうな空気が感じられる
おかしなもので、そう思うとよけい地震が来そうである
これは宅建協会の建物の中、あちこちヒビが入っている
どういう訳か、私は不動産業の免許も持っているのでして・・・
宅建協会の建物の前の歩道
マンホールが飛び出しているのは当たり前なのだが
いまではあちこちでこのようにアスファルトをはがして、埋め戻されている
ここ、宅建協会の前の歩道はヒビが入ったまま
バイパスへの接続道路は波打っている
これはバイパスの高架橋下の道路
おどろいた、地割れがハッキリとうかがえる
高架橋の下はビリビリっという具合に、ハッキリと地割れが残っている
上を見上げればここにも亀裂・・・ではなく、最初から隙間がありますのです、ハイ
下を見れば道路にも亀裂
高架橋の土盛りの隙間
よく見るとどうも地震で開いたように思える
消雪パイプと舗装道路の亀裂
道路と歩道を横切る亀裂
沈み込んだ車道と歩道
宅建協会のビルもよく見ると亀裂が分かる
これは栖吉川脇の附属小学校と川を挟んだところにあるお宅
昨日写した操車場の北側ブロックの仮設住宅に置かれたクリスマスツリー
長岡税務署は一階の入り口に置かれた夜間文書受付窓口の
ガラス戸にヒビが入ってしまった
他には書庫の書類が飛び出してバラバラになって大変らしい、今日、税務署に行ったら職員がジャージ姿で作業中だった
税務署一階の「被災者税務相談所」と書かれた文字