平成16年12月03日 晴れ

今日は東京で研究会がある

研究会に臨むためにはまずテーマを把握して、いわゆる教科書になるスタンダードな本で問題点と関係図書を調べる

そのうえで手持ちの書籍を自分の机の上に集める

手持ちの書籍をみて、さらにそこから関連する文献を拾い出す

そして関係する判例や評釈など拾い出して資料一覧表を作成する

その資料一覧表に基づいて東京の図書館に行く

地元には租税に関する資料をまとまって保管しているところがないので結局準備のため東京に行く

特に租税については税務研究センターの図書館が一番充実している

そこに行って関係書籍、判例を引っ張り出してコピーを取ってくる

そしてじっくりと読みこなす

ま、こんな流で研究会の資料集収と準備を昔はしてきたのだが

最近は便利になった

何が便利かというと、まず東京に行かねば手に入らなかった判決文が自宅で手に入る

インターネットのおかげだ、これは実にありがたい、その他の資料はまだまだの感があるが

判決文が自宅で手にはいるだけでもものすごく助かる

ということで今日の研究会の準備が間に合わなくて、前日の夜中になってハタと気が付き

あわてて 判決文を探してパソコンにデーターを落とし込み

行きの新幹線の中で必死になって読み込みをして

東京駅前にできた丸善に駆け込んで関係図書を手に入れて、山手線の中でまた必死で読み込みして

やっとこさで研究会に臨むという慌ただしさとなってしまった、フゥ

東に見える鋸山が明るくなっている、日の出前、今日はいつもより早い

西の方を見ると米山が良く見える

北の方を見ると弥彦山が水道タンクの向こうに見渡せる

目をもう少し西の方に向けると
小木ノ城からとなりの航空自衛隊と思われるレーダーと西山丘陵のゴミ焼却場が目に入る
小木ノ城は以前頂上まで車で行ったことがある、なかなか良いところだ

長岡駅前人があわただしく歩いている

振りかえ輸送用バスが7台ほど待っていた

バスに乗り込む、出発

新幹線代行バス

高速道路から長岡技大が見える

技大のインキュベーションセンターが見える、火炎土器を贈呈したところ

越路の朝日山酒造、大きく被害を受けたとマスコミに報道された

宝徳稲荷の大きな建物が見える、ここの被害はどうだったのだろうか

湯沢駅に近づいた、駅の後方にある山の上に見える湯沢高原ゴンドラ頂上駅

湯沢駅前、およそ1時間半のバス

湯沢駅構内にある温泉、飲用ではありませんと書いてある

新幹線の中から見える風景

駅前の様子が新幹線の中から見える

東京駅

東京駅前の丸善によって買い物

丸善の入っているビル入り口、例の電飾用の飾りがあった

日本税理士会館の建物、大崎

税理士会館の一階ロビー 通常3階から出入りするのでここ1階は静かな場所だ

今日の研究会に使う会議室、テーブルの端に見えるのは私の帽子

7階の会議室窓から見える風景、まるで南フランスにきたようだ

 

お昼で人が歩き始めている

日の日差しがビルに反射してまぶしい
ちなみにまぶしいということを長岡弁なら「かがっぽい」という

「いっや〜かがっぽいねかテェ〜」

研究会が始まった、私の前に座った3人は税理士だが全て大学の先生をやっている
中央に座っているのが今回私が頼りにした本を書いた神戸出身の垂井英夫先生(神戸の大学の教授をやっている)

かれは自身の神戸震災時の経験から
地震の起きた翌朝一番に私の所に電話をくれた
朝の方がつながりやすいという経験則に基づいた行動だった
彼の書いた私の役に立った本は「大震災時の救済と復興の税務 −大震災に学ぶ危機管理−」
山田淳一郎・垂井英夫 他著、財経詳報社、平成8年

東京駅6時前の新幹線に乗らないと帰れない
大崎駅前の飾りもクリスマス風で、やはり冬は電飾が似合うのかと思った

大崎駅の周りのビル、やはり電気は文化の象徴か

ふと思い出した、私が20代の時初めて中国に訪問した
その時は北京市内に向かう道路は夜真っ暗な道を走って行く
マイクロバスもヘッドランプもつけずにスモールランプだけで走って行く
そしてたまにピカッとヘッドランプをつけるときがある
瞬間、パッと前方が見渡せる
みるとものすごい数の人が前方の道路脇にたむろしているのが見える
ビックリする
さらに進んで行くと北京の街の中に入る
交差点はその真ん中に赤い裸電球が灯っているだけ
まったくビックリした記憶がある
そして、飛行機で成田に戻って東京の街を見たとき
なんと贅沢に灯りを使っているのかと逆にビックリした

東京駅はとにかく人出が多い

湯沢駅前のバスに乗り込む人たち

バスの中でTVを見ながら出発を待つ

湯沢駅前には十台以上のバスが待っている

長岡の厚生会館の向かい、大光銀行前に到着

みんなは厚生会館向かいにある大光銀行まえで下りて長岡駅までぞろぞろ歩く
駅までの途中に屋台でもあればこの寒さだからチョットよって行くか、などと思いそうなものだが、何もない
門前市をなす、などと言う具合にもう少しどん欲に商売ッ気を出しても良いのにと思ってみていた
1回に大型バス10数台、1台40人としても400人以上の人が毎日長岡のまちの中を歩いてくれている
それも毎時間、朝晩歩いている、こういったお客の気持ちをつかんで商売につなげるような工夫ができないものかと思うが
このチャンスを逃す手はない、あと1ヶ月弱のチャンスを、もったいない、もったいない

バスは次から次へと入って来る

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