平成16年11月22日(月曜日)1 晴れ 成願寺温泉方面
操作場の南ブロックの工事は順調に進んでいるようだ、内部造作用材木が見える
成願寺方面に向かってみた
相変わらず道路の真ん中のマンホールだろうか、隆起している
成願寺温泉は昔から長岡市民がなじみの温泉で
町内会や子供会で花見の時期など必ず一度は訪れたことがある温泉だ
ここがこのたびの地震を契機として廃業することになったという
遠目からしか被害状況を知ることはできないが、大変な状況なのだろうと推測する
何とも寂しい限りだが、現実は厳しいと言うことだろうか
成願寺から森立峠方面に進んでみた
すぐに通行止めの掲示がしてあったが、行けるところまで行ってみようと思い車を進めた
やはりあちこち地割れや段差ができていた
かなり大きく道路が割れていた
ちょうど森立峠のあたりを見上げると山の斜面が大きく削れていた
ここは完全に道路が流出している
ズタズタに崩れてしまっている
周りの状況を見ると今回の地震だけではなく、前回7月の水害時の土砂崩れによるものと思われる土砂崩れも見受けられた
地震で崩れたのか水害で崩れたのか、水害で地盤がゆるんでいるところに地震で揺すられて崩れたのかはわからないが
とにかく山を削って盛土したような場所が一番崩れやすい場所のようだ
周りを見渡すと静かな山間の風景だが
時々ヘリコプターがバタバタと音を立てながら荷物をつるして飛んでくる
「落ち葉」と「湧き水」と「土砂崩れ」の三部作です
空気はうまいしオゾンはたっぷり、素晴らしい景色、そう桃源郷の雰囲気がある
そして地割れの道路
帰り道、先ほど通った地割れ
成願寺温泉は滑り台や簡単な遊園地のような空間があって
子供達にメルヘンを与えてくれた場所だ
しかし、今となっては時代の変化について行けなかったのだろうか
それとも、我々がメルヘンから離れてしまったのだろうか
成願寺バス停の足元を見ると地割れがしている