平成16年11月21日(日曜日)前半 晴れ

活断層の地図を見ると、我が家の裏を活断層が通っていることになる

http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/NIIGATAJISIN/niigatajisin_dansou/niigata_danso_map.html

出典:
        堤 浩之・東郷正美・渡辺満久・金 幸隆・佐藤尚登(2001):
         1:25,000都市圏活断層図「長岡」、国土地理院技術資料D・1-No.388


10月30日撮影の我が家の裏手の写真

この右の写真で言えば、一番左のお宅は右に傾き、中央のお宅は土台がひび割れ、右のお宅はおかしな傾がある
そして活断層地図をみると、どうもこの中央のお宅の下を活断層が走っているようだ
だから、我が家も裏手に引っ張られて床が傾いたりずれたりしたようだ

今日写した家の裏手のお宅

上の写真の右端のお宅の裏に当たる畑の地割れ

右端のお宅から中央のお宅裏手の写真
土留めが波打っており、手前は段差になっている

一番右端のお宅の道路側から写した写真、外壁が曲がって傾いた様子がわかる

サッシの窓は閉まらなくなっている

前側を見ると傾いている様子がハッキリわかる

中央のお宅と左端のお宅の境を正面側から写したもの

中央のお宅の門柱

中央のお宅の正面玄関

左端のお宅の正面玄関

我が家の裏手道路の消雪パイプのコンクリートが引きちぎられている
中の鉄の水パイプが見える 私の靴の先が写っているのでサイズは検討付くと思う

我が家の裏手、裏の家との境のブロックが隙間だらけになっている

我が家の裏手、ブロックが引きちぎられている、右下が我が家の裏手

我が家の左隣家との境のブロック土留め、上から写した写真
ブロックが引きちぎられて割れている  写真上が隣家の敷地、下が我が家

同じ場所を少し離れてブロックの上から写した写真、写真上が隣家の敷地、下が我が家

そのブロックを左に見て、我が家の敷地には冬囲い用の資材が整理されて置かれていたが
材木止めのクイの役目をしている材木が、一番奥の場所で飛んでしまっている

車庫の中のコンクリートが今日見たらひび割れしている
確認してみたら、ひび割れが余震のたびに段々大きくなって目立ってきたようだ

我が家の裏手の班のお宅は大変な被害を受けている
我が家の比ではない、家そのものがグニャグニャにされている
ちょうどその前のお宅の御主人と話をしていたら
そちらのお宅はたいした被害はなかったとのことで良かったと言えば良かったのだろうけど
その御主人も断層の地図のことをご存じで、ちょうどそちらのお宅の下を断層が走っていることになるからと
大変心配されていた
そして、目の前のお宅がグニャグニャにされている状況を毎日見ていると
なんだか気が変になって、滅入ってくるとおっしゃっていた
さらに、昨日自衛隊の大型車両が自宅の前を通った後で道路を見たら
道路が沈んでしまったという

大切なマイホームが壊され、土地もずたずたにされた状況で
一生に一度の買い物をして手に入れたマイホームがズタズタにされ
天災だから仕方がないとあきらめようにもあきらめきれず
将来に不安を抱えて途方に暮れる毎日を
何とか気持ちを取り戻して頑張ろうと思いながらも
何ともいえない不安か常に覆い被さってくる
そんな苦しさの中でどうすればいいのかとわめきたくなる

何とかしなければ、何とかしなければ、と思えば思うほど、よけいあせりが出てくる

あーーぁ 天を仰ぐだけ

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