伊香保温泉

2004年8月14日

中之条町から榛名山へ

中之条町から榛名山を裏から登って伊香保に行こうと車を進めてゆく。

裏から榛名山に登ってゆくのは初めてだった。

車を進めてゆくと、けっこう広い登坂道路が続く、道路には派手に車が蛇行したタイヤの跡が着いている。

榛名山に登る道が整備されているので思ったよりも早く山頂に着いた。目の前に広がる榛名湖の向こうには榛名富士と言われる榛名山が見え、ちょうど湖面に綺麗な姿を映しだしていた。

いよいよ山頂から伊香保温泉目指して下りに入る。その前に宿に連絡したら、あと20分ほどですねという。下りは急なカーブの続く道の連続となっていた。そのカーブが終わったところに伊香保温泉街の旅館ホテル群があった。

伊香保温泉

宿に着く、部屋に案内される、早速夕食を食す、タオルを持って温泉街の石段街まで出かけてみる。

もちろん、このホテルにもお風呂場はあるのだが、なんせ水道水を使っていると噂のホテルだから町営の共同浴場に行って本物の温泉に入ろうと言うことでソソクサと夕食を済ませて温泉街に繰り出すことにした。

ここの伊香保温泉は石段街が有名なようである。マイクロバスで送ってもらったら石段街の上の方に連れて行ってくれた。そこから石段の一番上にある伊香保神社にまず参拝した。

フラフラと今度は石段を下り始めたらなかなか味のある雰囲気、おみやげ物屋が軒を連ね、昔ながらの鉄砲で景品を落とす射的や店の中でアーチェリーをさせる所などレトロな感じがよかった。

石段を下ったところに町営の共同浴場があった。なかなか綺麗に造られた共同浴場だ。早速風呂に入ってみた。お湯は赤茶けた色をしていた。湯音は41.1度と湯口に電光掲示板で刻々と湯温の変化が表示されていた。

共同浴場を出て、坂だらけの温泉街をフラフラと歩いてみた。あちこちにラーメン屋が目に付いた。スナックなど入り口の扉を開いて若いアジア系の女性が店の中から外を見ながらおしゃべりをしていた。通りにはまだ人影はなく、温泉街のスナックなどに酔客が繰り出してくるのは3次会などまだまだ遅い時間なのかと思った。途中で道がわからなくなって、そこにいたスナックのママ風のかっぷくの良い中年女性に道を尋ねた。言葉のアクセントから韓国系の女性だと察知しながら、余計なことを聞かれないようにソソクサと人通りのない飲屋街の小路を折れていった。

ロープウエーが遅くまでやっていると言うことなので乗ってみた。スケート場があるようだ。ガスが出ていなければ夜景か美しいのだろうが、残念ながら雨っぽい空のためかあまり景色がよいとはいえなかった。

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