渋川祇園祭

優雅さとエネルギーの爆発

2004年8月15日〜16日

渋川祇園本祭り

渋川の祇園祭を見学する

今年は2年に1回の本祭りだという。

地元の人に聞くと、昔はけんか祭りといわれるほど喧嘩が絶えなかったという。

お祭りのパンフレットを見ると山車が20台、各々山車には豪勢な飾りが付けられ

山車の上には等身大のからくり人形などいろいろな仕掛けが用意されている。

 

祇園ばやし

山車の前面には小太鼓をたたく3人の若い女の子が座り

太鼓のばちをそろえてたたく。

衣装はたすきがけで、

しっかりと前方を見つめ3人そろえてばちを左右交互に上に上げる

山車の前面を飾る注目の高い奏者だ。

その小太鼓の後ろには笛を奏でる大人が1人

山車の左手には鐘をリズミカルにはたく者

そして山車の右手には大太鼓を叩く若者がいる

この大太鼓たたきがまた独特の雰囲気をかもしだす

腰にしっかりと縄を巻き付け、完全に縄に身を預けて

まるで悪魔にとりつかれたように陶酔しきって山車の外に身をのけぞらせ

身をくねらせて太鼓をたたく

何ともいえない独特な空間をかもし出す

1個の鐘、1本の笛、3台の小太鼓と1台の大太鼓

この優雅な音の響きが町中に響き渡る

 

けんか祭り

この山車の音だけを聞いていると優雅さだけでけんか祭りなどとは思われないが

実はこの祭り、山車を引く2本の長く太いロープの引き手に「動」のエネルギーが爆発する

町のあちこちで2本のロープを引いていた若者が道の両側に各々ロープを持って広がったと思うと

リーダーの号令一家、両方のロープがぶつかり合い「もみ合い」が始まる

この時とばかり若者は「もみ合い」のエネルギーを爆発する

回りで見ている若者もこのもみ合いの中に飛び込み、もみ合いのエネルギーはより一層爆発する

四つ角

この日は町の「四つ角」という交差点を中心に20台の山車が道路に沿って並び

「おはやし」の競演を繰り返す

これはこれで壮観である

 

八幡下り

夜、日が暮れてから坂道の一番上にある八幡様の前に山車が集合してくる

一台一台、八幡様にお参りするがごとく「おはやし」を宮司の前で奏でながら集まってくる

リズムを取った軽快なカネの音、キッと正面を見つめて呼吸を合わせ一心不乱に叩く小太鼓

物の怪にとりつかれたように山車から身を投げ出して叩く大太鼓、メロディーを奏でる笛のね

それらが喧噪のごとく幾重にも音が重なって神社の前に集まった山車からどんどんとわき出してくる

山車は電飾で飾り立てられ祭りの雰囲気をより一層助長してくれる

実に優雅でにぎやかな祭りだ

 

 

 

祭り二日目

一夜明けた祭りの翌日、山車は自分の町内を順次めぐり最後の締めくくりに向かう

そんな昼間の、いわば寝不足でぼーっとした頭でいるような山車の姿を見た

 

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