「たくみの里」なる場所が国道からほんの少し入ったところにあるなどということを初めて知った。
喫茶ふく
我々は何となく昼食を食べ損ねてしまったので「たくみの里」で見つけた喫茶店で軽い昼食を取ることにした。
この店は何となく味のある店だ。インテリアに店主のセンスの良さがうかがえる。
店主に声をかけてみると、気さくに受け答えしてくれた。「たくみの里」って何ですか。「いろんなたくみが居るのですヨ」「いろいろ体験することが出来るのですヨ」「それもあまり時間をかけずにやれるようになっているのですヨ」。
この店のメニューも工夫されており、何となく心落ち着けてゆったりした時間を持つことが出来た。
この店の主人からメールが届いたので許可を得て掲載させてもらうことにした
ご来店ありがとうございました。
たくみの里の 喫茶 ふく です。
先日はありがとうございました。
また、ホームページに載せて頂き、とても嬉しく感激しております。
私の写真がいきなり載っていたので、びっくりしてしまいました。
一族郎党や友人知人に “載ってる載ってる” などと触れ回ります。
演劇も楽しそう。 いろいろあって充実したホームページですね。
ところで、台風16号の被害はございませんでしたか? 随分大きな台風でしたね。
昨日1日は浅間が噴火して、こちらは少し灰が降っただけでしたが、奥様のご実家の
方が多かったのではないでしょうか。 テレビのニュースなどでも言っていました
が、大きな音と窓ガラスの揺れにはどこでも驚いたようですね。
お礼のメールが遅くなってしまいました。 夏も終わって、また気持ちの良い季節が
来るのが楽しみですね。
くれぐれもお体大切になさってください。
2004年9月2日
須川小学校
この店を後にして走り始めたら、地域の小学校なのだろうか、なかなか洒落た雰囲気の味のある学校が目に入った。ただ単に遊具などが置いてあるグランドと古い校舎だけなら気にならなかったのだろうが、校舎の作が大きく開放面のあるガラス窓とひさし、白雪姫と七人のこびと達の置物が目に入ったのだろうか、車を止めて写真に納めてみた。
富沢家
車を山道に勧めてゆくと峠にさしかかり、峠を境にして中之条町との標識が目に入った。しばらく峠を下ってゆくと道路脇に富沢家の案内掲示板が目に入った。気になったので案内板に沿って山道に入ってみた。対向車などまずないだろうと思う山道だ。事実対向車があったらすれ違うことなど出来ないし、急な坂道だが、道はコンクリートで簡易舗装されている。こんな道を入っていって大丈夫なのだろうかと不安になったが、いけるところまで行ってみようと恐る恐るアクセルを踏んだ。そうしたらどうであろうか、パッと開けた場所が竹藪の小道の先に現れた。そこには大きな立派な民家が現れた。富沢家だと標識がたっている。誰もいない道路に車を止めて中を見てみることにした。
確かに大きな民家だ、2階が蚕の養蚕が行われていたようだ。馬屋も母屋の中にある。大きな家だ。
外は真夏の午後のけだるい西日が差している、民家の中は誰もいなく、中に入って見学してみた。
2階は真っ暗で、窓から真夏の日差しが差し込んでいた。
しかし、誰もいないし村人さえもすれ違わない部落の古い大きな民家は、何か川が蛇行して出来た三日月湖、時間がたって昔の川の道筋はここだったのかと思わせる、今は流のなくなった三日月湖を見たような気持ちにされられた。
日本一のモミ
この富沢家を離れて元の道に戻り、さらに峠を下ってゆくとまた看板がある。なにやら「日本一のモミの木」と書いてあるので再度脇道に入ってみた。なんと、この道も大丈夫かと心配させられる道だ。それも民家の庭先を通ってゆく、大丈夫だろうかと恐る恐る進めてゆくと、その木はあった。
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