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何を目的にするかについて考える
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目的を明確にしておくことは必要だ
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必要と言うよりもっと強い意味で大切だ
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目的と手段が入れ替わってしまうことがよくある
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人は自分の目に見えるモノにとらわれてしまい、その奥にある目的を見失うことがよくある
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目的を失った行動は、場合によっては意味のないことになってしまうことがある
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意味が無いどころか、悪影響をもたらすことさえあり得る
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とかく長期にわたる練習の後に公演を行うような場合
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いつの間にか、公演が目的と言うより、練習が目的に成ってしまうこともある
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練習はお客様によりよいモノを、より感動を、より共鳴を、より共感を得てもらうために行う
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それが、自分たち仲間の調和を、仲間意識を、自己満足を得るためだけの目的に成りやすい
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お客様に満足していただくために苦労して練習をしている
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ここが明確に目的意識として描き続けられたら素晴らしいモノができる
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だけれども、なかなかそれを意識して練習するってことは難しい
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練習が長期になればなるほど、お客様の顔が見えなくなって、毎日会っている仲間の顔だけが見える
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見えるモノが先に来てしまう、だから、仲間との関係が目的になってしまう、逆転現象だ
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というより、最初からお客様なんて意識していない人の方が多いのかもしれない
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しかし、トップは違う、というより違わねばならない
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トップさえもお客様の顔が見えなくなっては組織がすべてお客様の顔が見えない集団になる
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まるで、世間でよく言われる「公務員仕事」「お役所仕事」というような状況が出てくる
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組織が動くと言うことは、そこにリーダーがいる必要がある
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リーダーのいない集団は、烏合の衆(うごうのしゅう)である
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リーダーにもいくつかの種類がある
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一つは独裁型、もう一つは協調型、理想型は両者のバランスがとれたバランス型なのだが
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今我々は、どのような状況で演劇の練習を進めているのであろうか