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平成7年の報告高野 裕 Takano Management Consultant and Co.Ltd.
私の事平成7年は「エキサイティング」な年であった。 長女は中学入学、私は大学院入学、入学式が同日のため、妻に私の入学式にと希望したが、軽くあしらわれた。入学を機に税理士会等役員を辞退。 横浜国大大学院国際経済法学研究科は、週2日新幹線通学。横浜駅からタクシー、運転手から先生かと聞かれ、学生だと説明しても信じてもらえない。 大学は書籍の中でしか会えない一流の先生方ばかり。同期の仲間は20代から30代と幅広い。公務員の国内留学者、アジア各国の国費留学生も多く、議論も深みと広がりがあり「エキサイティング」。 毎週準備に追われ資料収集が大変。住専問題、労働問題、独禁法、租税理論、国際租税法、アジア諸国法等々すごい勢いで私の書棚はジャンルが一気に拡張。書店の棚一段分の本を丸ごと買い求めたり、とにかく資料集めが大変。そして読みこなし、レポート作成。私の知的好奇心を十分に刺激してくれる。 気がついたら夏休み、租税法の金子宏指導教授にお願いし伊東でゼミ合宿。夜は教授共々宴会余興、思い出深いものとなった。後期は原書による授業が増え、ついに悲鳴。そこで翻訳ソフト購入。少しは追いつけるかと思ったが悲鳴はなりやまない。同期の若い仲間は淡々と翻訳してくる。英語力の差を見せつけられる。時間が足りない。専業学生がうらやましい。しかし、やるしかないと自分にハッパをかける。 留学生との議論はたのしい。いかに自分が狭い発想か見える。何物にも代え難い収穫。大学は英語会話も個人教授同様。インターネットも使え、議論する仲間がいる。別天地である。すばらしいチャンスを与えていただいた金子教授に感謝。 税理士事務所は、親父と妻が居るおかげで回っている。忙しさが業務上の問題を鮮明化し対策が進む。職員旅行は東京アーパンリゾートを堪能。夜六本木ミスターレディの店は女性職員に大受け。 診断士の仕事で冬の佐渡へ。講演年40本以上。新聞販売店全国大会で講演。農業商工業若手経営者の指導増。 自社出版の本販売順調。現在次の本を作成中。中小企業大学校三条校指導員は3月で辞任。今は講師のみ協力。コンピュータ財務講座は好評。 県商工会連合会の委嘱で倒産しそうな企業の相談業務をお手伝い。不況で相談件数増。再起不能企業増。インターネット会社お手伝い。(tmc@kenoh.hits.ad.jp) 家族で妙高へスキー旅行、ハイキング、オートキャンプ、デイキャンプ、親子料理教室参加等。京都で研究会の折り夫婦で参加、お座敷で舞妓さんと一緒に写真を撮ったり朝粥を食べに行ったり旧友に会ったりと思い出深い時を持つ。 妻洋子は、最近講演依頼が増え社会保険労務士として着々と力をつけている。 長女悠季中学一年、休日に彼女のピアノの曲を聞きながら目覚めることが楽しみ。先日髪をバッサリと切り落としてしまった。大人への一歩であろう。キムタクが好きで、私の知らないCDの曲を聞いている。 長男裕久小学四年、工作部に入ってモノを作る楽しみを知ったようだ。夏休みに古いパソコンでプログラムを作っていた、サンタのお願いはドラクエY。 今年も皆様にとって素晴らしい年でありますように。平成8年新春 高野 裕Last Updated: 12/30/96 |