平成21年07月14日(火曜)

職人

親父である代表取締役は職人だ

職人だからなにか物を作るというようなことは一生懸命だ

仕事をこなすためにはあんな道具がいる、こんな機械がいると言う

専務である奥さんは売上が落ちてきているからもう少し節約しろと言う

すると夫は奥さんに、現場のことはわからないくせに口出しをするなとしかる

しかし奥さんが、そんなこと言ってもお金が無くなってきているのだから何とか考えてよという

するとご主人はプィと向こうを向いてごろ寝と決め込む

そんなことが続いて私のところに相談に来た

 

数字をみる、すると大赤字になっているようだ

何が原因なのか聞いてみると

どうもある現場が大赤字を出したようだ

だが本当のところはわからない

基になる資料がない

だから基になるデーターをまず拾ってみて

現状を把握することから始まる

そして、現実を把握して具体的にどうしなければならないのか明確にすることから始まる

 

そう、まず現状をきちんと把握できていないところがすべての問題の始まりだ

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