父親が先々月からなにやら新しい作品に取り組んでいた
一生懸命に書いていた
その作品をどこに出すのかなど、こちらは聞きもしないし
とうぜん親父は自分から話すこともない
そうしたら、先日ある人から「県展に入賞しましたね」、と声をかけられた
何のことかと思ったら、なんてことはない親父が県展に入選されていたのだった
そんなところに出品しているなんて事は一言も言わない
それでいて入選したらしたで涼しい顔して、こっちが県展に出していたのかと聞けば「そうだ」と言う
また、そうなれば作品を見に行っていないと、後で話がこんがらがる
それでいて、見ていなければ見ていないで「見ていないからと言ってどうってことないけれど」などと、遠回しに言われる
ということで、今日は新潟で開かれている県展を見に行ってきた
見に行ってきたと言うよりも
そもそも今日も新潟で診断協会の総会があるので
早めに出かけて県展を見てきた
さすが県展になるとレベルが高いというか
あまり雑な作品は見あたらない
そんななかで親父の作品はいつもの楼門シリーズなのだが
今回は意外な発見をした
この親父の楼門と同じモノを描く人は今まで見なかったが
今回は油絵で同じ楼門を描いて入選している人がいた
ライバル現れるなのだ
さてさて、今後の展開はどうなるのかと思いながら作品を眺めていた
診断協会の理事会が開かれた
今年は新しい支部長が選ばれて支部の役員も若返りが図られた
どんどんと組織は若い人が入ることで活性化されて行くのだろう
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