平成21年05月23日(土曜)

若返り

父親が先々月からなにやら新しい作品に取り組んでいた

一生懸命に書いていた

その作品をどこに出すのかなど、こちらは聞きもしないし

とうぜん親父は自分から話すこともない

そうしたら、先日ある人から「県展に入賞しましたね」、と声をかけられた

何のことかと思ったら、なんてことはない親父が県展に入選されていたのだった

そんなところに出品しているなんて事は一言も言わない

それでいて入選したらしたで涼しい顔して、こっちが県展に出していたのかと聞けば「そうだ」と言う

また、そうなれば作品を見に行っていないと、後で話がこんがらがる

それでいて、見ていなければ見ていないで「見ていないからと言ってどうってことないけれど」などと、遠回しに言われる

ということで、今日は新潟で開かれている県展を見に行ってきた

見に行ってきたと言うよりも

そもそも今日も新潟で診断協会の総会があるので

早めに出かけて県展を見てきた

 

さすが県展になるとレベルが高いというか

あまり雑な作品は見あたらない

そんななかで親父の作品はいつもの楼門シリーズなのだが

今回は意外な発見をした

この親父の楼門と同じモノを描く人は今まで見なかったが

今回は油絵で同じ楼門を描いて入選している人がいた

ライバル現れるなのだ

さてさて、今後の展開はどうなるのかと思いながら作品を眺めていた

 

診断協会の理事会が開かれた

今年は新しい支部長が選ばれて支部の役員も若返りが図られた

どんどんと組織は若い人が入ることで活性化されて行くのだろう

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