平成21年04月23日(木曜)

絵画からフォトグラフへ

百歩写真01 「おもしろいモノ発見」

上水ふた

なんとなく立った位置からマンホールのフタを見ると、下水と書いてあっても「上水」と読めてしまう

鳩のマーク

講師はこの写真は私が鳩のマークに意識が行きすぎて

この建物そのものが持っている存在感というかオーラをキャッチできていないという

止まれ

ちょうど煙突が止まれと手を挙げているように見えた

講師はこの写真は良いとほめてもらえた

百歩写真02 「目で感じる時間」

サビが時間の経過を感じさせる

煉瓦の崩れ具合が時間を感じさせる

講師は時間というテーマに引っ張られすぎて全体の持っている良さを見失っているという

白線のかすれ具合に時間を感じる

講師はこの写真も良いという

しかしこの写真を自分だったら縦に写していただろうという

だが横長に写すこともよいかなという

 

講師はいう

百歩写真はデッサンみたいなモノなのだと

モノが持っているオーラをいただく

深い理屈は要らない

だんだんモノを感受するアンテナが伸びてくる

アンテナに磨きをかけることができる

 

私に対して講師はいう

あまりテーマを決めずに、もっとフランクにアバウトに写す

自然は自分が考える以上に魅力を発している

だから自分でまとめずに自然に受け入れる

絵画からフォトグラフに切り替える

 

さらに講師の語りが続く

アマチュアリズムがポイント

今まで人が目を向けなかったモノが写真になる

場のオーラを写すこと

人間が読み取れない空間におもしろさがある

人間があえてシチュエーションを意識したことでかえって陳腐化してしまう

人間が思いつく決定的瞬間より少しズレがあるほうが良い

人間が考えるおもしろさより自然が持っている良さはズレがある

自然の方が上にある

まずは目が留まったら自然のままに写すことがよい

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