平成20年12月03日(水曜)

「寒々とした愚痴」

最近地元のタクシー業者とJRが駅から観タクなどという企画を始めた

2時間で6千円のタクシー観光だという

料金は通常よりかなりお安くなっているという

こんなパンフレットも用意されている

これらを見れば皆さん京都やあちこちの観光地にある観光タクシーだと思うのだが

実は違うのだ

「観光タクシー」ではなく「タクシー観光」

タクシーの運転手は観光案内などしないと宣言している

誰が宣言しているかというとタクシーの運転手がそういうのだ

タクシーに乗ってこの質問をすると必ず皆さん単に貸し切りタクシーでしかないという

観光案内などしないという

こんなことを聞かされるとガッカリしてしまう

企画はおもしろい、前向きなのだと思うのだが

現場がついて行っていないという雰囲気だ

この業界、アイディアマンがいるのだろう

企画はどんどんと打ち出してくるのだが、現実の現場がついてきていない

そんな風に思える

かえって期待させてガックリすると余計さめてしまう

ちなみにこのタクシーを利用するためにはJRの窓口で事前に申し込みしないといけないという

私は一度実験的に乗ってみようかとも思ったが

一人で6千円も出して、それも寒々とした運転手の愚痴ばかり聞かされていてはバカくさい

そんな気持ちになって私の気持ちもさめている

もっとうまく動く方法はないのか

お客様をおもてなしする第一歩はタクシー運転手なのに・・・

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