平成20年10月26日(日曜)

長岡の近代建築を考える

先日の小布施で購入してきた新栗のお菓子なのだ

実は、これを家内にお土産といって渡したら

「私が以前つくってあげたでしょ」

と言われ、「私がつくった方が美味しかったわ」と言われてしまったのだ

当然、夫としては、「もちろん、そうだね、君がつくった方が美味しかったよ」という会話が

夫婦円満の会話となるわけだが

私が至らないため、ただ言葉を失って沈黙してしまった、ハイ

さて、この方は長岡の厚生会館を設計した事務所の会長さんなのだ

設計業界では超有名な会社の会長さんだと言うことだ

長岡の厚生会館を設計した石本先生は他界されているようだが

この会長さんはその石本先生と一緒に仕事をされていたという

石本先生を語り始めるが、あまりにも思い出があるためかお話が時間内で収まりきらないご様子だった

旧長岡市庁舎も厚生会館も同じ石本先生が設計されたようだ

旧市庁舎は、わざわざ折りたたんだような造りにして、高い塔を中央から少しずらした位置に置いている

この石本先生は塔を必ず造っておられたようだ

そして、設計当初の図面を見ると

正面玄関を入ると最初にある部屋が診療室で

税務課などは二階にあることが

当時の市役所の役目は市民の健康を守ることが第一だったというような説明があった

なるほどと思って聞いていた

厚生会館の正面に今のような噴水が無く、広い空間が用意されている

その広い空間を見下ろすように厚生会館の正面二階にテラスがある

これは厚生会館前の広場は広場としての役割があったのだろうか

聞くところに寄ると、噴水はその後、イチムラデパートの寄付によるものだと聞く

パネルディスカッションはそれなりにおもしろかった

私にはわからないが、建設業界では有名な先生方がパネラーとしてお集まりになっているという

全体のコーディネートをつとめられた先生は長岡造形大学の平山先生だ

厚生会館を建築しているときの写真だという

講演会終了後、駅前の酒屋さんの二階でパーティーが開かれた

実は、このお店の二階がこんな空間になっているとは思わなかった

駅が目の前でこれから東京に帰るというお客様にはちょうど良い場所なのだ

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