平成20年10月04日(土曜)

米百俵祭り

今日は米百俵祭りだ

昼はフリーマーケットが開かれている

ここは家庭の主婦が子供連れで出店したり若者が出店したりしている

そんな中で値段と言えば10円とか100円とか高くても数千円とかという値段だ

さてさて、写真のようなものが出品されていたがいくらで売られたのかわからない

これらの小判や大判がすべて本物ならとんでもなく値段の高いものなのだろうが

フリーマーケットで販売されると言うことは本物ではないという意味だろうか

各種団体の太鼓が多く演奏されていた

小学生やら地域の団体やらで太鼓の演奏が多い、これは地域性だろうか、それとも全国的に多いのだろうか

それと、最近多いのはよさこい演舞なるものが増えている

太鼓をたたくことは体力がいることで、健康にも良いのだろう

リズム感も良くなる

いろいろなパフォーマンスが繰り広げられている

ま、とにかくこの秋の米百俵祭りはパフォーマンス大会という雰囲気がしてきた

それもまたよろしいのではないでしょうかね、ハイ

三時を過ぎたあたりから武者姿の人が増えてくる

メインステージでは相変わらずいろいろな太鼓がたたかれている

なかには雅楽の演奏も行われる

笙の笛は脇に火鉢を置いて暖めながら演奏をしていた

まちなかを鉄砲を担いだ武士が歩いている

あちこちに大将がいる

官軍の総大将もまちなかを歩いている

著名な人が集まってきた

この方は造形大学の豊口理事長だ

時代行列が始まった

奴隊は顔を真っ赤に塗って注目を集めていた

まさに時代行列、タイムトリップしたようだ

あちこちに武将が居座っている

新撰組の行進は日野市職員によるものらしい

女性も入って大立ち回りを演じてくれた

河合継之助の小千谷談判の演技やら

ま、とにかくいろいろとごった煮のごとくパレードが進む

長岡にゆかりのあらゆる武将やら姫が登場するのだ

バルカン砲がバリバリと音を立てて発射され、合戦が始まる

そうそう、あとでこのバルカン砲を制作した子孫という人が舞台上で挨拶していた

上手な日本語できちんと挨拶していた

あまりに大将が多すぎて大変だ

なんでも伊藤道右衛門なる人物がいて

長岡藩と西軍の合戦の際、大立ち回りを行って最後は命果てた人物の様子を演じるのだが

これがまたうまいのだ

プロの役者さんがやってくれている

ウッと息が止まる

大変ですね、ハイ

見せてくれるのだ

これだけの甲冑を着て動き回るのだから大変なのだ、ご苦労様です

これは山本有三の戯曲「米百俵」のクライマックスシーンを演じている

さてさて、ことしから米百俵の精神を受け継いだ先人の紹介と言うことで地元の各界の人から出演してもらうコーナーが出来た

まずは、最初に「三島億二郎」は北越銀行の中村常務さん

「岸宇吉」は長岡駅長の剣持さん

「井上円了」は東洋大学校友会新潟県副支部長の安藤さんだという

「小野塚喜平次」は長岡高校の木村校長先生

「野本恭八郎」は中越学園理事長の品川さん、髭は付けひげのようだ

「小金井良精」は中央病院の形成外科部長の星さん、この方の髭は本物だ

「渡辺慶吉」は坂之上小学校の高橋校長さん

「小原直」は高野毅弁護士事務所の星野弁護士さん

「田村文吉」は前の長岡商工会議所副会頭 吉田さん

「山本五十六」は山本元帥景仰会の佐藤さん

「斎藤博」は長岡市国際交流協会の小川さん、小川さんの髭も本物だ

「小山正太郎」は県立近代美術館の長谷川さん

「松岡譲」は新潟日報長岡支社の上原さん

「堀口大学」は長岡造形大学理事長の豊口さん

「杉本鉞子」は長岡ペンクラブ代表の川上さん

「大橋佐平」は河井継之助記念館館長の稲川さん

 

みなさん明治の風貌をお持ちで

歴史の中からそのままやってきたような雰囲気だった

結構雰囲気がでていて良かった

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