平成20年05月18日(日曜)

専門家に話すタイミング

先日来歯科医院に通っている

待合室で待っていて、そのうち順番が来て名前が呼ばれる

治療室に入って治療を受けるのだが

治療の最中にドクターからいろいろ質問が出る

痛くないかとかと聞かれるが「ハア」、「ハイ」、「エエ」

こんな返事しかできない

結局ドクターの前では何も言えずに治療が終わる

気づくと、ドクターはもう他の人の治療に入っている

ドクターの顔をしっかり見て相談を受けるというような状況はない

とにかく治療はトントンと進む

 

ドクターがいなくなってから看護師に話をする

「あの、どうも言葉がはっきりしゃべりにくいのですが、滑舌が悪くなって」そんなことを言ったが

気持ちの中では

講演を控えていて滑舌が悪くなって聞き取りにくい声になっているように思えるので

なにか治療の途中でも息の漏れないように、講演の最中聞き苦しくないように歯がないことで発音が悪くなるのを

一時的に改善させるような方法はありませんか

というような趣旨で話を伝えたかったのだ

それもドクターに伝えたかったのだが話すタイミングをつかめなかった

ドクターがいないところで看護師に伝えても

この看護師が他の人の治療に入ったドクターに聞きに行くのだ

どうもバツが悪い

私がドクターなら、なんであとから質問するのか、そのときに言え、などと思う

そう思うから、それ以上のことは言えなくなる

結局、我慢することにした

前へ

次へ

目次へ