休みと言うことで、天気も良かったので少しドライブをしようと森立峠を越えてみた
峠の先に「茨木童子の里」と書かれた表示があった
茨木童子は鬼と言われ、弥彦の酒飲童子と共に京に上って世間を騒がせたようだ
その茨木童子が生まれた場所だとう
その脇に稚児の水と表示されて清水が出ていた
日に当たってきれいな水が透き通っていた
脇の渓流を少し上っていくと何本もホースが見えた
このホースで清水の湧いている元から飲料水を引いているのだろうか
田んぼの水面に山桜の姿が映って見えた
ため池は静かな水面を見せていた
目を上げれば向こうに守門岳が、まだまだ多くの雪をかぶって見えた
走っていたら刈谷田川ダムまで来た
ダムの上から見たら勢いよく放水している音が聞こえた
段々畑に水が入り、農作業の忙しい合間に近所のお母ちゃんがおしゃべりに夢中
山間の田んぼにも農作業のエンジン音が響き渡る
等間隔に並んだハサ木が目に入る
道路脇にもハサ木が並んでいる
田んぼに水が引き込まれ、田植えの準備が進められている
そんな田んぼの水面に映ったハサ木
心地よい春風に揺れる水面にハサ木も揺れる
なんとなく印象に残る木だ
山間の春を迎えて田植えの準備が進む村々
比礼から浦瀬へと向かう途中、山中に見える石油採掘のやぐら
途中さび付いた門が見えた
昔はこの東山一帯は油田で賑わった
その頃の名残だろうか
山間から見える田んぼには水が引かれて西日に輝いている
古い山道を少し歩いてみた
途中までコンクリートで舗装されていたが
ある程度進むと木の枝やツルで行く手を阻まれて
日もだいぶ傾いてきたので先に進むことをあきらめて返ってきた
この東山一帯は長岡の産業遺跡とでも言える地域なのかも知れない