香典返しの品等業者と打ち合わせ
今後の段取りについて家族で相談
母の油絵の道具がいらなくなるからどうしようかという
いろいろな道具が出てくる
なんだかんだと処分すべきものがあふれてくる
それを姉がどんどんと始末してゆく
部屋の中がかなりすっきりしてきた
あちこち見ているといろいろなものが出てくる
なかなか作業が進まない
初七日が終わって最後まで手伝ってくれていた姉貴が帰っていった
誰もいなくなって壁を見たら
壁に掛かっている瀬戸物の雀がめについた
ふと思い出した
私が小学校の低学年の頃だったと思う
確かお年玉をもらったとき
そのお年玉で初荷の買い物に「まち」に行くのが楽しみで
そのとき私が母親にと買い求めたものだ
その私からの初めてのプレゼントを母は今でも大切に壁に飾ってくれていた