平成19年11月17日(土曜)

空気は冷たくなったが日差しが明るく差している

まちのあちこちで紅葉が鮮やかに自己主張している

雪が降る前に冬支度を済ませておかなければと、畑から取り立てのネギを干してある

車の水洗いでもしたのかゴム手袋が干されている

昼間の殿町は静かな世界だ

近道をしようと雑居ビルの通路を抜けた

カラオケの音が聞こえてくる

今日は商工会議所で「ワーク・ライフ・バランス」のシンポジュウムが開かれた

パネリストは四人、内容は結構面白かった

各パネリストの発言の中に興味ある言葉が目に付いた

桑原さん:「子育てを女性だけに任せていてはもったいない」

米山さん:「シーソー感覚の長いスパンでのバランス感覚が大切」

今井さん:「自分のためにだけでは頑張れない」
       「会社の意識を変えなければダメ」

椛澤さん:「男性の働き方が変わってゆくことが大切」
       「年齢が上がればプロでないと企業は対応してくれない、女性の意識を変えよ」

私が一番響いた言葉は米山さんの「シーソー感覚のバランス」という発言だった

終了後、まちなかを歩いていると

アーケード下にイルミネーションがついているのを発見

商店街もいろいろ頑張っているのだなと思いながら見ていた

こんなイルミネーションを見ていると、わが社も何かやらねばと思ってくる

今では夕方5時ころにはだんだん暗くなってきて夜が長くなる

そういえば地震のとき、真っ暗なまちにやっと明かりがともったとき

やはり明かりは文明なのだと思ったことを思い出した

夕方5時くらいから暗くなっているのだから、なんとか冬の間は

まちの中を明るくして、気持ちも何かほっとする世界を創れればいいな

そんなことを思った

昨夜、テレビを見ていたら東京のミッドタウンのイルミネーションが点灯された

そんな裏方の努力をワイドショーで取り上げていて

それに対するコメンテーターの発言は

東京は十分に明るいのだから、もっと中越地区とか十勝とかに点灯したらいいのに

そんなことを発言していたが、誰もそれには同調するフォローがなかった

そうなると、やはり、自分たちでまちを明るくして心を和ませる必要があるのではないか

それこそ地元の人間が努力しなければ始まらない

そんな風に思い始めている

今日の夕食は焼飯なのだ

長岡は贅沢な都市なのだ

街中にこんなお庭が当たり前のように置かれている

その贅沢さを住民は贅沢と思っていないところがまた「贅沢」なのだ、ハイ

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