平成19年06月12日(火曜)

さてさて、今日から三日間
私は中小企業大学校で講義があるわけで
ここは講師控え室なのだ
そして、この大きな建物の中で
私の講義だけが開催されている
ということはこの期間中はすべて私の受講生だけと言うことなのだ


講義の休憩時間に講師控え室に戻ってきて
スタッフの女性からコーヒーだの紅茶だのと
サービスを受けるわけで
そんな姿をこの石膏像は
ここ、中小企業大学校三条校がもうすでに開校15年という
その15年間、ずーっと見てきたことになる
事実、わたしもここに15年前に始めてきたときから
この石膏像が見ていたわけだ

今日の講義を終えて
弥彦山に夕日が沈む
食堂で受講生交流会が始まった

しかし、食堂で交流会をしていてもおもしろくない
そこで、今日は庭に飛び出して
そう、ここ大学校は大きなお庭がある
その中に東屋が建てられているが
この東屋を使ったことのある人は数少ない
ここで飲もうと言うことになって
皆さんが移動してきた

口々に言う
こんなところがあったのかと
そう、こんなところがあるのだ
ほとんどの受講生はこの事実を知らないで
授業を受けて帰るだけなのだ


せっかくだからと記念写真
交流会に参加した人数は受講生の半数近くでしかない
みなさん車で帰るからと交流会にも参加しない
私は皆さんにお勧めしている
ここの宿泊代は安いのだ
そして、なによりいろいろな人と交流ができる
本当は夜の方がおもしろいのだ
近間の人でも宿泊をした方が良いよとお勧めしている


とかくここの授業は細切れで講師が半日交替で入れ替わることが多いのだが
できれば同じ講師が全日程をカバーして
受講生と一緒になって議論したり話したりと交流する方が
せっかく参加してくれる受講生にとっても印象に残るものとなる

そもそも民間の講座と違い
ここは半日の講座などという短いものは予定していない
それよりも短くて三日という数日間に渡る講座に特徴があるのだ
その特長を生かすためには
講師と受講生の交流という場を一緒に持つことが一番良いと思っている

だから、私はここでの講義には必ず一緒に泊まり込みして
夜は受講生と一緒に酒を飲みながら議論をしてきた
それがやはり一番印象に残るのだ
泊まりと言うことがポイントなのだ
だから受講生にも一緒に泊まった方が良いよと話す

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