平成19年03月20日(火曜)

1.体感温度

涼しい朝だ

ここは本当に一日に四季があるという言葉があてはまる

昨日の山行きで皆日に焼けたと話している

私は雪目に掛かったような感覚が目にある

目が疲れるのだ

今日は会議が続く

ホテルの会場は寒い

聞くところに寄ると、白人は体感温度が1度は違うという

彼らは寒くても平気で薄着でいる

やはり体感温度が違うと言うことは本当なのだろうと思った

2.SUSI

町を歩くとイレズミをした大柄な男性が意外に目に付く

飲食店はハングル語のお店がめにつく

日本食もブームで、昔は日本食と言えば値段が高いという印象だが

最近はお安くなって、ランチに寿司を、いや違う、寿司ではなくSUSIなのだ

ただ、このSUSIは日本食なのだが

日本人の経営かというと、最近は韓国人の経営が多いという

3.「運」

会議の中である大手企業のトップ経営者が話していた

結局、経営で一番大切なものは「運」だという

同感である

4.洗濯物条例

ここ、クライストチャーチは高いビルが少ないから空が広くゆったりしている

町の真ん中に大きな公園、そして川がゆったりと流れる

とにかく緑の多い町だ

川の土手が低く川幅も狭い

町は電柱が地下に埋設され景観を重視しているようだ

なんでも洗濯物は中庭に干すという

と言うより人目に見えるところには洗濯物を干してはならないという条例があるという

5.日本人は羊

日本人の集団はまるで羊

羊は臆病者だから
先頭の羊が動く後に続いて動く

羊の集団は番犬一頭で全体を操れる
番犬は先頭の羊に脇からワンと吠えれば羊は反対方向に進む
そして、後の羊はそれにつれて方向を変えていくという

こんどは先頭の羊をにらみつければ
先頭の羊は止まって後ずさりする
すると後ろの羊にぶつかり、その羊も後ずさりする

ガケ地を一列になって進む羊の集団を見た
そして同じ姿を空港の中でもみた

添乗員の後を付いて一列に進む日本人の集団だ

6.上空から

南島は赤茶色の山々が続く

北島は深緑の陸地が見える

北島上空から見ると一カ所高い雪のある山が見える

他は雲に覆われている

旋回し始めた、降り始めたのだろう

大きな丸い湖が見える

南島は細長い湖

北島はこの丸い湖一カ所だという

地上近くになって見たら、こちらの北島も

森は多くないが草原は多そうだ

町が見えてきた

人口はクライストチャーチより多そうだ

大きく旋回した

7.サンキュー サー

スーツにパナマ帽子で搭乗した

受付でスチワーデスが「サンキュー」「サンキュー」と挨拶をしていた

私の番がきた

スチワーデスが私を見て

「サンキュー サー」と「サー」を付けて挨拶してくれた

なんとなくうれしくなった

8.新潟とオーランド

ニュージーランドの人口430万人のうち
ここオーランドは120万人の人口だという

冬は雪や氷は無いという
一年を通して暖かいという

坂のある町というより坂だらけの町という感覚だ
バスに乗っていると全てのシートにシートベルトがしっかりと着いている
このシートベルトを全員が締めないと運転手は発車しない
確かにシートベルトをしていないと座席から飛び出しそうになる
なにせ、急な下り坂で急ブレーキが何回も掛かるのだ
そのたびに前につんのめるようだ

そもそもオーランドは火山の上にできた町だから
お椀を伏せたような山があちこちにある

NZは移民の国だという
そして、その移民の多くはここ、オーランドに一番集まるという

ちなみにNZの70%がヨーロッパ系
10%は先住民マオリ系
10%はポリネシア系
残り10%はアジア系でその中でも中国系とインド系が多いという
日本人は4,500人から4,600人が永住権を持っているという

クライストチャーチと違って渋滞が目立つ
なんでもラッシュ対策として事業所は勤務時間を割り振っているという
工場関係は午前8時から午後4時
事務所関係は午前9時から午後5時
店舗関係は午前10時から午後6時

ニュージーランドから隣のオーストラリアまで約2,000キロ離れているという

感覚としてここニュージーランドは新潟県の人口と大差ないことを考えると
オーランドが新潟市
新潟市は人口100万人に少し欠けるものの今年政令指定都市になる規模だ
それに比べると長岡は人口38万人で
クライストチャーチはおよそ人口35万人だと言うから
何となく雰囲気が似ている
そんな風に思うとイメージがつかめる

ちなみにNZの在来種には落葉樹が無いという
もしも紅葉したり黄葉したりしているとしたら
それはNZ以外の外来種だという

クリストチャーチからオーランドへ飛行機で移動なのだ

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