平成19年02月23日(金曜)

新聞を見た
全面に「越後長岡物語」の宣伝が載っていた
シンボルカラーが深緑だからインクの色もそれに近い色を選んでいる
なかなか迫力のある広告だ
広告といっても、これはどちらかというと啓蒙に近い
こんな情報提供を随時やってゆくことが地域興しにつながるのだろうと思った

先日、家内が大きな花束をもらって帰ってきた
何があったのだろうかと思ってみていた
本人は特別説明するでもないし、そんな状況でこちらから何があったのかと特別聞くこともしなかった

夜、家内の友人から電話があった
まだ帰ってこないが何用事かと聞いた
すると、「いえね、特別何ってことないんだけれど、誕生日もう過ぎたけれどね、御祝い言おうかと思って」
と言い始めた
ハッと思った
ウッと考えた
オゥと気付いた
その瞬間、マズイと思った

そうだ、家内の誕生日が18日だ
マズイ、こりゃヤバイ

その瞬間玄関のドアがガチャガチャ言った
家内が帰ってきたのだ
これはどうしようかと思った
なにかプレゼントになるものがないか考えた

何かしなければマズイ
あわてふためいた
何か無いかと回りを見渡した
そういえば先日家内がもらってきた花があったと思い出した
確か洗面所に置いてあったと思った

洗面所のドアを開けて探したら花束は見あたらなかった
そのかわり、花束に結んであった大きなリボンが置いてあった

わたしはそのリボンをとっさに手にとって
廊下を歩いてくる家内の足音を背に聴きながら
そのリボンを首に取り付けてとっさに振り向いた

ハッピーバースディー to you

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