ある人から豆腐が宅急便で送られてきた
見ると上越の豆腐屋さんのようだ
送り主にお礼の電話を早速掛けてみた
いわく、自分が美味しいと思った豆腐なのでお礼をかねて送ったとのこと
昼食時に会社で食べてみた
なるほど甘みがあって美味しい豆腐だった
食べている最中にこんな手紙が入っていましたと持ってきた
これはその豆腐屋さんの挨拶状だった
夜、どこで食事をしようかと言うことになった
そのときに、「何が食べたい」と聞かれるが
何が食べたいというようなことはない
何が食べたいかではなく
どこに行きたいかということになる
ようするに、種類で選ぶよりお店で選ぶ
駐車場があるか、遅くまでやっているか、落ち着いた雰囲気か
そんなことを考えているのであって
何が食べたいかということからは考えていないのだ
本当は、何が食べたいかと言えば
量はいらないから落ち着いた空間で目先の変わったモノで、健康に良いモノ
そんな条件にあえばだいたいokなのだ
何が食べたいかではない
どんな空間かということだろうか
結局入ったお店の席に着くと
目の前にこんなメニューが置いてあった
アンコウ鍋
ん、ま、パスですな、ハイ
回りの壁を見るといろいろ張ってあった
「がんもどき」
ん、なるほど
などなどみながら、結局なんとなく天丼が食べたくなって
そう、天ぷらが茶色く焼けていないから
ここの天ぷら油はゴマ油ではないな
などと思い
黙々と食べていた