傾き掛けた晩秋の西日を受けて、街路樹のイチョウの黄色が目に鮮やかだった
ちょっと時間があったので開通したという八方台の道を走った
ここは地震の時道路が割れて亀裂が走っていた場所だ
そして右の斜面から大量の土砂が押し流されてきて道路がふさがっていた場所だ
ここは道路が崩れてえぐられて通行できなかった場所だ
久しぶりに八方台に上がった
川崎のバイパス近辺だ
これは高速道路が信濃川を渡っている橋だ
雲に隠れた夕日
八方台の看板も年季の入ったモノになっている
しかし、この近くに建っていた国民休暇村の八方台の建物は全て取り払われて
現在は砂利敷きの更地になっており
なんとなく拍子抜けした感じがする
国民休暇村の跡地から見る長生橋だ
帰り道、途中に鉄塔があるので寄ってみた
建物の表示を見たら東北電力の森立無線中継所と書かれていた
見上げると四つのアンテナがついていた
丁度作業員の方数名が建物の点検をしていたらしく
私が近づいていったらけげんな顔をして
私が話しかけても警戒してあまり良い返事をしてくれなかった
やはり夕暮れ時の越後平野に銀色に光る信濃川が目につく
丁度長岡駅から川西に通ずる大手大橋と
橋の向こうに広がる古正寺地区のお店の灯りが見える
本来ならば西山の向こうに日本海が見えるが
今日はあいにく曇っていて日本海は見えない
夕空の稜線だ
ここの道路もきれいに直っているが
当時、道路はセンターラインのところでひび割れして右に崩れかかっていた
平成16年11月22日に撮影したモノだ
まる二年前の写真だ