今日はあるプライベートパーティにお呼ばれした
なんでもお寿司屋さんが家庭に来てくれて握ってくれるという
それと彼は最近独立して開業したので、そのお祝いという意味もある
さて、何人の人が集まるのか、どんな人が集まるのか
若い人か男性か女性かほとんど不明なのだが
ま、気さくな人が集まるのだろうと思って
だけどパーティーと言われても手ぶらじゃ何だな
あそこのお宅は子どもさんがお姉ちゃんがいたな
お店は女性が何人かおいでだから
そうだ、人数に関係なく少し日持ちのするようなものでもと考えた
何処に行こうかと思った、あまり時間もなかったので
タクシーに乗ってから運転手に聞いた
どこか洋菓子屋さんで話題の店はあるかと
すると運転手が私の知らない店の名前を言ったのでそこに連れて行ってくれと告げた
店の名前をみたらどこかで聞いたことのあるような名前だと思った
みせで出てきた奥様だろうか
若い女性に話を聞いたら
東京で修行した店の名前と同じ名前を付けたのだという
見たらりんごパイなるものがあった
これなら人数が何人でも切り方で調整できるから良いかなと思った
しかし、お酒を飲んだりするだろうからあまり甘いモノはどうかなとも考えた
かといって他に代案もないし
ちょっと他にあまり見ない御菓子だから良いかなと
お嬢さんは一緒に舞台に立ったこともあるので
お嬢さんの顔が浮かんだ
若い女性には喜んでもらえるかなと思いながら購入を決めて待たせておいたタクシーに乗った
さてさて、目的のお宅におじゃましたら
なんと親戚の方がほとんどだったのには驚いた
ご親戚の集まりに他人がおじゃました格好だ
恐縮してご挨拶を交わしながら
みると、本格的な寿司屋さんの親父さんが出張して来て握ってくれている
寿司ネタも贅沢なネタが揃っている
早速握りが出てきた
右手でシャリをジャーから握り取っている間
左手がネタを手になじませるために小指を使って動かしている様子を見ると
やはり職人の技だと思ってみていた
いろいろと握りが手早くできあがってくる
通常の量より多めのシャリで握ってくれているという
いくらが準備された
軍艦巻きを準備している
自分で好きなだけ乗せてくださいと言われて回ってきた
お酒も高級酒がドンドン出てくる
だんだん仲間が集まってきて
ご親戚の方がお出かけして
知らない人も大勢いたが
意外な人も集まってきて
お互いに、あれどうしてここにいるの、などと話が弾む
せっかくだからと自己紹介しながら
プライベートパーティは盛り上がってきた
開業祝いの花がきれいだった
小物も気持ちが入っている、彼はアマチュア無線が趣味だ
白と黒で落ち着いた造りになっている
ついつい私はこのサインマークが気になるのだ
トイレには行ったらビックリ
自動的にフタが動き出す
おお、と見つめていた
フタが開ききるまでの間
おお、と見つめ続ける
ライフパックだという
ふたを開けた瞬間大きな音声で
医療機関に連絡してくださいと女性の声が聞こえる
そして女性の声で指示が出る
心臓にドンと電圧を掛ける機械だ
バッテリーは使いきりだという
彼のデスクにあったキーボードだ
マックのキーボードだろうか
オシャレなヤツだ