平成18年10月13日(金曜)

皇居前の銀杏並木も少し色づき始めたようだ

私がタクシーに乗って赤坂プリンスホテルと告げた
タクシーは赤坂方面に近づいたとき
プリンスのパークタワーというほうにつけて下さいと言うと
タクシーの運転手は、赤坂プリンスにタワーはありませんと言う
ではということで会場の案内を再確認したら
「東京プリンスホテル・パークタワー」となっている
私は東京プリンスホテルは赤坂プリンスホテルだと思い込んでいた
ところが運転手によると
それは芝のプリンスですねという
何でもプリンスホテルのオーナー堤社長が最後に造ったホテルだと言う
ようやくホテルに到着した
そこは東京タワーの直ぐ真下芝公園に造られたホテルだった
私は始めてのホテルだ

地下2階に目的の場所はあった

ん、ま、普通でしたね

天井の高いコンベンションホールだ

満員の会場だ

そう、今日は日本税理士会連合会の
公開研究討論会なのだ
毎年順番に会場を変えて全国で開催される
昨年は四国の松山だった
今年は東京だ
この討論会は私が今からそう20年ほど前に壇上に上って発表したことを思い出す
それ以来毎年欠かさず参加させてもらっている

全国大会だからこの会場に来ると珍しい人にあったりする
それもこの大会に参加する楽しみの一つだ
今回も久しぶりに会った仲間が大勢いた

彼は中江先生
もう20年近くの付き合いだ

そうそう、先日長岡に来てくださった山田先生
ほんと家族ぐるみの付き合いだ

あちこちから声をかけてもらったり
お世話になった先生方にお礼を言ったり
もちろん、研究討論会だから討論の内容も重要だ
今回は会計参与のことが大きく取り上げられていた
税理士は法律家であるとともに会計人でもあることを強調していた

このホテルは全体にモノトーンというか
白と黒というイメージの強い内装だ

ホテルの会場案内はすべて液晶表示
ま、当たり前と言えば当たり前かと思ってみていた

地下のコンベンションホールから地上に上がってきたら
ホテル塔のエレベーターに乗るには渡り廊下のような所を進んでゆく

そこから天井を見たら
なんと突き抜けている、突き抜けているのだ

下を見下ろすと
噴水が見え、レストランや喫茶コーナーなどが見える

いやはやなかなかきれいなオシャレなホテルだ

さて、実はこの日税連の研究討論会、懇親会まで申し込みをしていたのだが
後から総務省からの会議出席案内が入ってきた

仕方がないので日税連の討論会は午前中だけ参加と言うことで
午後からはこんどは埼玉に移動と言うことになった

さいたま新都心、ここもモダンなところだ

埼玉アリーナが見える
少し時間があるので寄ってみようかどうしようかと思ったが
中途半端な時間だったのでたまたま一緒になった先生とコーヒーを飲みながら時間調整をしていた

今日の会議の会場はこれも高層ビルの中だ

ちょっと早めに会場入りした

会場には電子政府推進員協議会と書かれている

窓の外はさいたま新都心駅のホームが見える

配付資料など確認している内に会議が始まった

今回は関東信越地区から集まった関係者の会議だ

いろいろなディスカッションがなされる

いろいろな発言がなされる
なんでも、この先生は早稲田大学の先生で
発言の中に、「先日アメリカで開催された世界電子政府会議においては・・・」などと言われる
電子政府の世界会議があるのかと思って聞いていた

発言は3分でお願いしますとか5分でお願いしますということを最初に言われているのに
ある人は20分くらい話したりする
おかげでその後の全てが押せ押せになって
気ぜわしい会議となってしまった

話す内容を絞って端的に発表すると言うことは大変なことなのだが
結果として、端的に絞っての発表が一番印象深いモノとなる
言いたいことをみんな言うというだらだら発表は一番印象が悪い

そんなことを感じた会議だった

無事会議も終えて新幹線で長岡に

駅で家内と待ち合わせをして夕食に出かけた

駅近くのパスタの店に入ったら
なんと店内は若い女性ばかりのお客だった
ここのオーナーも女性だからだろうか
そんな店に私が入ったら
何か場違いナノだろうかとちょっとちゅうちょしてしまった


この店は小さい店だが
オーナーの個性がしっかりしているというか
頑固というか
そんな個性のしっかりした店だから
インテリアもキチンと主張のアルものがめにつく

もちろん味も十分に美味しい店なのだ


長岡でパスタと言えば
この店をはずすわけにはいかないだろうと私は思っている
そんな私のお薦めのお店だ

前へ

次へ

目次へ