平成18年09月26日(火曜)

今日、昼食を食べに出かけた

場所は我が家のおすすめ肉屋さん、福原さんの並びにある鎌倉茶房だ
久しぶりにおじゃまする
私が以前このお店をHPで紹介したら
このお店の名前で検索が増加したことを記憶している

なかなか人気の店だが
一見、全くの住宅街にある、全くの住宅なのだ


手前の民家がこのお店、鎌倉茶房なのだ

ちょっと時間をずらしておじゃましたからなんとか入れた
たしか、このお店はオーナーのご実家だと聞いている


内部は和風洋式とでもいおうか
ちょっと味のある雰囲気だ

席に着きメニューを見る
鎌倉ランチコースなるものがある、 それを注文することにした
シェフが質問する
鶏肉はいかがかと

思い出した、今朝のTVで今日の占いなるもので私は最悪になっていた
しかし、そのラッキーメニューとして鶏肉となっていた
これはラッキーということで喜んだ

さらに時間はどのくらい余裕があるかという
その時間に合わせて料理を出すという

なかなかの気配りだ

奥の部屋には1,2才くらいの子どもを連れたお母さん方が数名食事をしている
時折子どもの鳴き声が聞こえる

机の上の説明書きを見た


そう、この店は女性優先の店なのだ
男性だけのお客はお断りなのだ
「文学少女」のお店なのだ

ポリシーがしっかりしている
さらにメニューを見ると
子ども連れを意識したメニューづくりとなっている

見ていると、後から入ってきたお客様は
子どもを抱きかかえた若いお母さんがグループで入ってきた
本当に小さな子どもを抱えたお母さんは
美味しい料理を食べながら友達とゆっくりお話しできるところがあればいいのに
小さい子どもがいると他のお客様にご迷惑が掛かるからと行けないことが多い

そんなお母さん方にとってこの店はありがたいお店になる
子どもが泣いても当然ということで受け入れてくれる
時間はゆっくりと取ってくれる
料理はそう、とても美味しい
値段もリーズナブルなのだ

女性優先の店という切り口は他にあまり見ない
この目立たない店なのだが
結構お客様がやってくる

夜もやっているが予約制だという
6時頃からやっていると書いてあったが
シェフに何時までですかと聞いたら
なんと、昨日は2時でしたという
2時!午前2時ですかと聞くと
そうですと答える

おいおい、このみせは採算が合うのかと考え始めた
ま、自分たち夫婦が自分の実家を使って
自分たちのコンセプトを大切にしながら
そのコンセプトに共感してもらえるお客様に
満足をしていただければ良い
というスタンスで前に進んでゆく
自分の人生を自分のアイデンティティを貫いて生きてゆこうという姿勢

ま、大もうけしなくともやって行ければいいというスタンスだろうか
そう、ここで従業員を使うと大変だ
さらに、どこか町の真ん中で家賃を払ってやってゆくとなるとさらに大変だ

いやはや、よけいなことを考え始めた
そんなことより、良いモノは良い
良いものを口コミでオススメすれば
商売を続けることができるわけで

私の役目は良いものをオススメすることかと思った


インテリアも華美なものはないがセンスの良さが光る

料理は何品出たのだろうか
6品以上あったような気がする
味付けもしっかりした味付けで
なかなかのものだ

最後に出てきたヨーグルトは小さなかわいい器に盛られ
つい器を写真に写したくなってしまった


私がお薦めできるお店だ

とくに若いお母さん方にはオアシスとなろう

前へ

次へ

目次へ