山が燃えていた
日本海に沈む夕日を背中に背負って、山が燃えていた
ゆっくりと信濃川が夕闇に包まれてゆく
街の顔が切り替わってゆく
そして、燃え切って消えていった
おいしい夕飯が待っていた
久しぶりに食卓に肉が載った
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