平成17年11月18日(金曜日)
これが高久料理本の表紙
本の中には挿絵なども入っておりカラー刷りなのだ
料理が季節に分けて三種類ずつ記載されている
田中先生の書かれた高久料理本を新幹線の中で読んでいた
しかし、長岡にこんなに料理のことに造詣の深い先生がおいでとは思わなかった
古い文献をこまめに読み込んで本にしておいでだ
今日は東京で租税法の研究会が開かれたので参加してきた
いろいろな文献も読み込みながら議論して行くのだが
気になってきたことがあった
アメリカの租税法理論をアメリカの判例法の流の中で理解することは、それはそれで理解できるのだが
だからといって、日本の租税法理論の中にそのまま取り入れることはいかがなものであろうかと感じていた
租税は社会的、文化的な価値観、物事の考え方というかロジックというか
そんな地域住民の了解を得ながら成立してきたものではないかと思っている
だから、アメリカの住民のロジックからすれば受け入れられる理論は理論として、アメリカ住民の感覚としては理解できるのだろう
だからといって、その理論が日本の住民にそのまま当てはめて法律として執行するとなると問題があるのではないか
という感覚を今日の勉強会の中で感じながら報告を聞いていた
そして、ふと思い出した
今日はアメリカ法の説明が多かったのだが
そういえば、大学院の租税法の講義の中で、ここの場所は原文に当たりながら勉強したことがあったと
そう、あのころは英文を訳すだけでいっぱいいっぱいで、その中の議論などというレベルまでにはとうていたどり着かなかった
そう、思い出した、あの苦しかったときのことを
そんな感覚で報告者の英語混じりの説明をコーヒーをすすりながら聞いていた
今日は、税理士会館が使えなくて近くのホテルでの研究会となった
格式の高いホテルだと、シンボルマークもこのように帽子が取り入れられる
帽子は紳士淑女のシンボルなのだろう
研究会の後の交流会がまた身のある話が多い、もうこの研究会は17年も続いている
キャッツの看板が目に入った、そう、初めて日本でキャッツが上演されたとき
家内と一緒に新宿の今の都庁ができる前の空き地に作られたシアターに見に行った記憶がある
何となく、キャッツというとそのときのことを思い出す
良い思い出だ
東京駅上越新幹線のホームで電車の掃除が終わるのを待っていた
見ていたら、客席シートが自動的に動いて一斉に進行方向に方向転換をする
なかなか新幹線も自動化が進んでいると感心してみていた
長岡駅についてタクシー乗り場でタクシーを待っていたら
地元の仏壇屋さんが毎年行っている「社会鍋」、要するに歳末助け合いの鍋が出ていた
脇の説明を見ると
この「釜」は仏様を洗うときに使う釜だということだ