平成17年8月11日(木曜日)その2

今日は午後から大宮で会議があるので出かけてきた
そう、関東信越税理士会の会議で、事務局が7月に引っ越しして1ッヶ月が経った
そう、その新しい事務局に初めてお邪魔する
場所は大宮の駅を降りて直線でおよそ400メートル
駅前のそごうの並びで
上の写真で言えば一番右の奥にその建物が見える

ちょうどお昼に大宮に着いたので、どこかでお昼にしようとそごうのレストラン街に寄ってみた
たまたまあまり混んでいなそうな所があったので入ってみた



メニューを見て、店員に一番の人気はどれかと聞いたらレディースメニューだという
それは男性でも注文できるからということで、ではそれをと注文した
メニューにも「男性の方もどうぞ」と書かれている


そこで、気になってメニューを見ていたらいろいろなことが書いてあった
その中に、「友への思い」なる見出しの項目を読み始めた
1番に、お客様との信頼 「友」のような深い関係
2番に、生産者との協力関係 「友」として安全な食材の供給
3番に、スタッフ同士の顧客第一とする対応 愛を持って厳しく本当の「友情」を築く

これを読んで思った、私の会社の基本方針と同じだと
そして店内を見渡した
スタッフの対応を注目した
店のシステムに何か注目点があるか気になった

私も思っていることなのだが
理念はわかったが、それが具体的にどういうところに現れているのかと

注文の品が来た、けっこうボリュームがあった
レディースメニューにしてはボリュームがありすぎるのではと

ソニックシティービル、やはり大宮の西口ではこの建物が非常に目立つ

駅から続く遊歩道、信号もなく進んでゆける

ソニックシティービル前までしか遊歩道がない、その先は歩道を進む

コンビニやら喫茶店やら、そうけっこう便利なオフイス街になっている

交差点で右を見れば武蔵野銀行、だれかが「武銀」と言っていた

左を見れば八十二銀行

そう、そんなオフイスの集まる交差点に立つと、そこに見えるは我らが事務局の入居するビルがある

なかなか大きな建物だ

正面玄関に向かう

中にはいると、なんとなくおしゃれな雰囲気が伝わってくる

これはエレベーターの中で、床に写ったエレベーターの天上だ

そして、そう14階に到着したらエレベーターのドアが開いた
これもまた床にきれいに写っている

ビックリだ、明るい光の中で、事務局員が活き活きと仕事をしている

そう、明るいのだ
いままで、何故だか、本会事務局というと明るい雰囲気は無かったとは言わないが・・・・無かった
それが、とにかく皆さん活き活きとしているのだ

早速、フロアーの見学をさせてもらった
そう、ここは会長室

会長室からの眺めだ
なにか自分の領地を見下ろす殿様になったような気分だ
空気が澄んでいれば富士山が見える方向だという

通路の両脇は会議室と作業室などとなっている

皆さん、動きも軽やかで
なにやら自慢したくなるようなうれしさが
行動の端はしに、 にじみ出ているように私は感じた

そう、目の前は高層ビル群
そんなアーバンな雰囲気が事務局員の背筋を伸ばしてくれるのだろうか

まだまだ対応が追いついていない場所も残されている
とくに正面入り口の雰囲気作りや案内表示など
できればシンボル的な演出をして欲しいものだと思う

さてさて、会議はいろいろな意見が出されて方向性も見えてきた

皆さん一生懸命メモを取られている

会員登録係の斉藤君だ、一生懸命パソコンに向かって作業中の彼
そのかたわらに置かれた左手の肘で押さえている本は

パッと見たところ
技術評論社の 「かんたんフルカラー図解Excel2002基本操作」川口輝久著だと思う
定価1239円、自分で本屋で見つけて買ってきたばかりだろうか
これは、なんだかんだといいながらエクセルの機能を何とか使いこなそうとする姿勢の現れで
事務局全体がITに対して前向きだと言うことの証(あかし)と感ずる

本会清水会長がITを掲げて会長に立候補し、見事当選し
その行動の具体的な動きとして
このインテリジェントビルに事務局を移転させた行動の結果として
事務局員の意識が変わってきたと言うことであろうか

私は言う、税理士会員の電子化を進めるためには、事務局の電子化から始めるべきだと
見事に清水会長はそれを実践されて行動を進めている

全国の税理士会事務局の中で、ここ、関東信越税理士会事務局が一番最先端の環境にある
その環境を最大限に生かして事務局員の対応力も全国で一番のIT最先端事務局となって欲しい

政府もeーJapan構想からuーJapan構想へとステップアップした
それは情報環境を作ることから、どこでもだれでも使いこなせる状況を作ることだ

我が税理士会もようやく環境がそろってきた
これからの目標は事務局員全員がパソコンを使いこなすことが当たり前、当然の前提で
早めにグループウェアーを導入し
さらには本会事務局内だけではなく各県連事務局との情報交流ネットを構築
そして、各種登録事務などIT化を進め
その先にはeラーニングなど会員向けIT環境を推進することが流となろう

会議終了後、場所を変えて打ち合わせでもしましょうと言うことになる
ついつい、大きなビルを見ると見上げてしまう

駅ビルの中でちょっと畳のあるお店に上がり込んで
そう、冷たいアワの出るものでのどを潤しながら議論をすることになった

このグラスはおもしろい、ちょうど指でグラスを持つ場所がへこんでいる

ヘルシーな大根サラダなるものを食す
なんだかんだと議論が続く、昼間より活発な意見が出るのは常(つね)の話だ
だから、やはりこういった席を替えての交流はそれなりに大切なことではある

その後、私は都内で開かれる研究会に参加するため中座させてもらった

研究会が終了した後、地下鉄に乗ろうと階段を下りて行ったら
なにやらそこはパリの地下下水道用通路のように感じた

地下鉄のりばの案内が道を間違えたのではないことを教えてくれる

地下鉄も人が少ないと非常に寂しく感じる

新橋からJRに入ろうとしたら自動改札機が警報を鳴らす
何が問題なのかと思いながら駅員に切符を渡す
そうしたら、駅員はどちらからおいでですかと聞く
今地下鉄でここまで来て、帰るのだという
この切符は大宮駅で改札を通っていますから・・・・うんぬん、と言う
何を言っているのかと思いながら、乗ろうと思っている新幹線の時間が近づいていることを気にしていた
私が今朝長岡駅でこのように、あのように、切符を買って乗ったのだと言うが話がかみ合わない
そして、駅員は言う、この切符の右下に穴があいているのだから、そしてそれは大宮駅だからこの切符では
この新橋駅から入れないと言う
時間がだんだん迫ってきたのでイライラし始めてきた、ではどうすればいいのかと私は言う
どうすればいいのかではないと言う
何なんだ、私はキチンと切符を買ってその通りに乗り降りしたのだと説明するが話が通じない

ようやく奥からもう一人駅員が出てきてなんだかんだと質問する
私は思いだした
私が購入した切符は東京までの乗車券往復と大宮までの行きの新幹線特急券
それと、帰りの東京からの新幹線特急券だ
大宮でいったん降りた際、乗車券の往復2枚分と新幹線特急券の大宮までの分を
自動改札機に一緒に通したのではないかと
なぜならば、大宮から乗って東京に向かおうとしたとき
どうして帰りの切符に穴があいているのかと思った
それは帰りの切符だから東京までの大宮途中下車の切符には赤いスタンプのような日付が印字された途中下車の切符で
大宮の自動改札機を通ってJR構内に入り、田町の改札も自動で通って駅を降りた
そう、たぶん大宮の駅に着いたとき、帰りの乗車券も一緒に改札機の中を通したのかもしれない

もしそうだとすれば
自動改札機が何らかのトラブル対処用の処理すべきことではないか
駅員は大宮で「乗車」したと思ったようだ
この切符は大宮で「下車」したときに穴が開けられたのではないか
自動改札機は乗車時に通った切符なのか下車時に通った切符なのかくらいはチェックできていないのだろうか

そのくらいの対処はできているものと思って気にもしなかったことなのに
駅員は私が違法行為を行ったがごとく追求してくる
結局最後は、切符を2枚通したあなたが悪いとクレームを付けられる
それは違うだろうと私は言いたい
切符が何枚もあるとまぜこぜになって機械に通してしまうことも十分あることなのに
そんな場合、一応機械はよけいな切符は返してくれるが、よけいな穴を開けるものだから
おかしくなってしまった
機械の設定が悪いのだと私は言いたい

そこまでは予算の関係で対応できませんというなら
そう言った事例があることを駅員にキチンと教育して欲しい
私も時間が迫っていたのでイライラしてしまったが
あらぬ疑いをかけられたことには後から怒りがこみ上げてきた

ようやく駅員がなにやらスタンプを押してくれて通ることができたが
ムカムカする気持ちは収まらなかった

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