平成17年7月24日(日曜日)
ここは由緒正しいお方のお宅だったようだ
庭がとても広くて
なんでも庭の一角に立っている洋館の離れには孫文をかくまっていたとか
いまは目の前に明石大橋ができて
なかなかのロケーションだ
昨日に引き続き判例研究会が開かれた
今日のテーマはストックオプション
ホテルのロビーに自動演奏のピアノが置かれていた
玄関ロビーの一番目立つところに置かれていた
しかし、足元を見たら電気の線が家庭内の配線よろしく
せっかくの演出なのにもうちょっとおしゃれに処理してくれれば、と思いながら
ここは市営だったかな、などと思ってみていた
明石大橋の真下なのだ
私の泊まった部屋に小さな絵が掛かっていた
その絵を見ると、たぶん明石の日本標準時の塔らしい
そうだ、日本標準時の基準はこの近辺なのだと思い
地元の先生に話をしたら近くだという
ならせっかくだから寄ってみたいと話したら
連れて行ってあげると言うことでタクシーに乗った
タクシーの中で言う
親戚の子供でも遊びに来たときに連れて行ってやった程度で
久しく来ていないという
私はなにか灯台のような塔が立っているだけだと思っていた
行ってみたら「明石市立天文科学館」となっていた
ここのメインはプラネタリュウムだという
早速入ってみた
プラネタリュウムは渋谷のデパートの上にあったモノしか記憶にない
まさかおじさん二人でプラネタリュウムを見ることになるとは思わなかった
今までプラネタリュウムを見て最初から最後まで見ていた記憶はない
不思議と日が暮れ、真夜中くらいまではなんとか起きているが
気が付くと「さあ東の空が明るくなってきました」という解説が聞こえてくる
14階の展望台に上がってみた、なかなかの見晴らしだ
正面に明石大橋、右に淡路島だ
眼下に先ほどのプラネタリュウムのドームが見える
そう、子午線、東経135度
真南が、この線の延長線がすべて135度のラインなのだ
これこれ、ハイ、このラインが135度ですから
ちょうどイギリスのグリニッジと角度にして135度
90度で直角ですから135度から90度を引くと45度
要するにイギリスと180度違っていれば時間で12時間
90度の直角に違っていれば半分の6時間だが
135度ということは直角と半分違っていると言うことは
6時間+3時間=9時間の時差ということになる
そういえば、ウインブルドンのテニス大会で現地時間でお昼過ぎから開始だったが
日本では夜の9時過ぎからの放映だったことを考えれば
イギリスより9時間早い時差だと言うことになる
敷地の正面玄関付近から見た
一番近くに山陽電鉄というのだろうか、私鉄の駅がある
そのホームから見た全景だ
ちょうど5時の時報が流されていた
J.S.T.M.と書いてある
正しくはJapan Standard Time Meridean (日本標準時子午線)
明石駅からみた明石城跡