平成17年3月30日(水曜日)
最近感じているのだが
自分の心の中で感じている体の具合と、具体的な体の具合がどうなっているかという事実には時間的ギャップが大きい
ましてや他人が感じる様子というのはもっと違う
ようするに、肉体としてのボディーと意識としての心には時間的なズレがある
このズレは考えてみると中小企業経営を考えるときの問題と同じではないかと思っている
私どもは、地元の中小零細企業の方々とおつきあいをさせてもらっている
そうすると何か中小企業経営といえども、それは一人の人間行動にそっくりだ、というよりそのものだと思えてならない
私がどうもからだがだるくて熱があるようだと思い始めたとしよう
そのとき、自分の体の中ではすでに風邪菌と戦いを始めており、その結果としてだるくなったり熱が出たりしている
すでに体は風邪を引いている状況なのだ
体のそういった変化にやっと気づき始めた自分がそこにはいるのだが
その自分もだるいのは寝不足だろうか、飲み過ぎだろうかなどと原因を探っていたり
または、そんなことにはお構いなしで仕事に追いまくられて考えもしない状況だったりする
ここですでに風邪を引いたという事実と、飲み過ぎだろうかという意識のギャップが起きている
そんななかで、どうも風邪を引いたらしいという意識が主流を占めてきたとする
そんな状況でも風邪を引いたら、安静にして休む、医者に行く、などという対処方法や
置き薬を飲んで頑張る、気を入れてがむしゃらに突き進などいろいろな方法があるが
なかには何もアクションを起こさない、どうしようかと悩んでいる、ただボーっとしている
いろいろな状況が現実には起きる
中小企業者も同じようなことが起きる
どうも赤字体質になってしまったようだと思っても
何もアクションを起こさない、どうしようかと悩んでいる、ただボーっとしているという企業も多い
もちろん、赤字の原因を解明して改革を行う、組織を変更してスリムな体質にする
銀行に行って融資を申し込む、社員にハッパをかけて売りまくる
ま、いろいろなケースがありますが・・・
さらに、もう少し話を進めると
シャバは一人だけで生きているのではなく、回りに大勢の人が絡んで社会を形成しているのですから
自分一人だけで決着がつくものではありません
自分以外の人は何を感じ、どうアクションを起こしてくるのかということが次なる問題となります
最初に申し上げたように、自分の中でも自分の体の実体と、自分が認識する意識とは時間的にズレがあります
ましてや自分以外の人は外部に現れた現象や本人の発言などによってやっと反応が起きるということになります
ですから、事実としての実体が現象を起こしてから周りの人がアクションを起こしてくるまでには
だいぶ時間的なギャップが生じることになる
この時間的なズレがまた次の問題を引き起こす原因になってしまう
ここら辺から情報の伝達量が膨大になると、要するにTVなどのマスコミに乗ったり
インターネットなどの媒体に乗ったりすると
当初の本人の事実としての実体がどうであろうと、すでに完治していようと
そういった実体とは関係なく、周りの人の意識による力が世間というパワーによって押し流される
そんなおかしな現象が起きてしまう
これは、いわば風評被害というような現象と同じ
他人が勝手に思いこむ、十分な情報が伝わらないことによる誤解が誤解を呼ぶ
ま、こんな話をし出すと難しくなってしまいますのでこの辺で止めますが
ポイントは、結局、企業経営は人間そのものだと言うことをお話しし始めたわけでして・・・
すみません、わかったようなわからないことを書いてしまいました
チョット原稿書きにおわれているモノでいろんなことを考えてるモノだから分けわからないことを書いてしまいました、ハイ
今日はバーレンとのサッカーの試合があるということで、皆さんは早くお帰りの方が多いようで
今日の我が社は残業者がほとんどいない
私はあまり飛びつくほどサッカーに熱を入れるようなことはない
誘われれば見るような程度だ
そんな私が持っている携帯は、地元新潟のプロサッカーチーム「アルビレックス新潟」のデザインとなっている
こんな携帯を人が見つけると、高野先生はアルビレックスのファンですか、などと聞かれるが
ファンでないということではないが、熱烈なファンではない
ま話題性ということでアルビレックスのデザイン携帯を持っている