平成17年3月4日(金曜日)
今日は朝からTVは、東京の雪のニュースばかりだ
「東京都心でも積雪、今冬11回目
発達中の低気圧の影響で関東甲信地方は4日本格的な雪となり、東京都心でも2cm
の積雪を記録しました。
気象庁は東京を含む各地に大雪注意報を出した。午前11時現在の積雪は河口湖で1
9cm宇都宮11cmなど。都心の降雪は今冬で11日目となりました。」
なんと2センチという、2センチだ、間違っても2メートルではない
今、毎日確定申告のお客様と打ち合わせや相談をドンドンとこなしている
そんななかで必ず話題になることは、地震被害のお宅で半壊以上だと国と県から
住宅応急修理費用として合計110万円が用意されているが
これは本来は災害から2ヶ月以内に応急修理した費用が対象のはずだったが
今回の地震の場合10月23日に地震が起きそこから2ヶ月といえば
12月23日ということになるが、そんなときまでに応急修理など間に合うわけがない
なぜならば余震も収まらない状況であったし、広範囲にわたって被害が起きていることから
業者の手はずも間に合わない
そんなことから12月31日までに業者の見積もりを提出されれば
工事が終了していなくても対象となる、ということになり
あわてて業者の手当をしたが業者の数が足りなくて応じてくれる業者がいない
そんななかで長岡の業者では間に合わなく、県内業者でも対応できない
という状況まで起きていろいろなトラブルが生じた
そしたら、何とか書類を出したものの、今度は工事を2ヶ月いないに完了とか
色々言われて、結局国の工事は2月22日までに完了せよといわれ
どういうわけか県は3月31日まででいいという
なんで国は2月22日となって県は3月末なのだ
国もなんで3月末にできないのかと
それよりも何でこの雪の中で応急修理なのだ、なんでこんなに業者がいない状況で
通常の状況でないから災害なのに、何で現実の対応ができないのだと
雪の降っている最中に工事をするなって雪国では非常識な人間の行動と世間の笑いものなはずなのに
それも、なんでよりによってこんな豪雪の年に雪の中で工事をさせるのか
全く持って非常識きわまりない
こんな雪の中で、それも雪が解ける前に工事をせよというやからは雪の現実を知らない無知な人間の行動
としか考えられない、まさに世間の笑いもの
それを少しはわかってくれる県は3月31日までと工事期間を延ばしてくれたが
国は2月22日などと馬鹿なことを言う
「まったく、何を考えてがらテェ」と吐き捨てるように言う
ようやくそんな実情を雪の降らない霞ヶ関の住民に説明してなんとか国の期限を
2月22日から3月22日まで伸ばすことになったがそれでも雪の解ける前に完了せよと言う
こんな理不尽な、風土を無視した一律行政の弊害を皆さん口々に言う
こんな時こそ雪国の実情をキチンと伝えて現実的な対応を取るように働きかける人が
いなければならないと言う話が出る
そんなために普段から応援しているはずなのにいざというときに地元のために動いてくれない彼や、彼女
そんな不平不満が聞こえてくる
ま、そんな雪国の不満が積もり積もって今年は霞ヶ関にも2センチも雪を降らせたのだろうか
今朝もハラハラと雪が降る
雪降る向こうに長生橋がぼんやりと見える