平成17年2月13日(日曜日)

とにかく、明るいひさしが目にまぶしい天気だ

私は今日のスケジュールを全てキャンセルして自宅で横になって寝ていることにした

というより、横になったらなかなか起きあがれない、そろそろと時間を掛けなければ起きあがれない

昨日はこのページをアップしようとまだ片づいていない書斎でアップして
その後、席を立とうとしたが立てなくて家内を呼べども答えず、おいおい聞こえないのかよ
と、一人力なく声を掛けるが反応がない
そういえば、こたつで嫁さんが寝ている隙間に書斎に入ってアップしていたから
寝ているのだろうと、では他に方法がないかと考えてみたら
手の届くところに携帯があったからこれで電話すれば起きるかと電話したが電話に出ない
がっくりしてその場にうずくまるようにしていたら
なにかトイレにでも入ったような音がした
起きたのかと思って声を出して呼ぶが音沙汰ない

こんな時、いろいろなことを考える
あまり大げさに助けてくれーなどといえば、大げさすぎるように思われるだろうし
しかしこの際だから思いっきり甘えてみるのも良いかもしれないが、そのあとで
今度は冷たくされたら一気に私が落ち込んでしまうだろうし
だけど痛いものは痛いのだからこれは何とか手伝ってもらうことを考えよう
そうおもって声を上げて呼ぶがトビラ二枚先にテレビの付いている音を上回る
私の声がだせるかというと、そこまで通る声はいまの私では出せない
なんどか呼んでみたが、呼べば呼ぶほど応答がない状況で落ち込む
だんだん自分が社会から見放されて遠くに流されてゆくような寂しさを感じ始めた

おい、おい、これじゃしょうがないだろう、もう一回携帯で呼んでみればよい
と思い、携帯を手で探り出し、自宅から自宅へ電話した

やっと電話に出てくれた
「おい、ちょっときてくれ」と

やっとの思いで布団までたどり着くことができた

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