ヨーロッパにおける帽子の起源


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目次

はじめに
古代エジプト
ギリシャ
古代ローマ、ビサンチン
サラセン
ロマネスク
ゴジック
ルネッサンス
バロック
ロココ
19世紀

はじめに




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古代エジプト

 

右は、儀式用の付髪を着用し、
下にはロイン・クロスを腰には美しいベルトと前垂れの装飾をつけて、
ドレーパリー(ショール風の巻衣)を着用したエジプトの王。
左は、肩吊紐のついたエジプト女性のチュニック・スカートの全面に
亀甲形のビーズ模様がついている。(紀元前1250年)


紀元前3000年。赤い枝編み細工で、美しい羽根飾りのあるエジプト王国の王冠。


婦人は、天然の宝石で飾った銀の小さな輪を耳に飾り、しま模様のリンネルを頭飾りとしていた。

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ギリシャ

 
ストローやフェルトで作られたペタソス。

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古代ローマ、ビザンチン

 
6世紀の若い婦人の帽子。絹に真珠を縫いこんだもの。


この頃の男性は、毛の多いフェルトをカールして、頭髪につけていた。

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サラセン

 
ペルシャの貴婦人にかぶられたプロケード織の布地のトーク、白い羽と宝石の飾りが付いている。

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ロマネスク


チン・バンド(chin-bannd)またはチン・クロス(chin-cloth)。
12,13世紀の貴婦人が、頭飾りや冠をささえたり、装飾にしたりした広い顎紐。
多く白麻が用いられ、宝石を飾り付けたりすることもあった。

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ゴジック

 
プロケード織の布地でできている。
教会の尖塔のようなエナン。
ベルベットの半円形の額飾りと透明な長い長いベールも印象的です。

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ルネッサンス

 
右は、頭にネットをかけたイタリア婦人。
左は、長い髪に薄い布のコイフとシルクリボンを止めたイタリアの若い婦人。


16世紀末期のフランス婦人。やわらかいクラウンと広いブリムの美しい帽子。


1519年のドイツでかぶられていたビロードのベレー帽。


16世紀末期のイギリス婦人。
ビーバーの毛皮でつくった帽子に、シルクのバンドとダチョウの羽で飾り、髪をおおうかぶり網がついている。

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バロック


1630年イギリスのピューリタンハット。

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ロココ


金のレースで縁どりしたトリコーンとクラポーを付けた弁髪。

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19世紀


1811年アメリカ陸軍大将のビコーン、金のコードと重い金のフサ飾り付き。


トップハット(シルクハット)。グレイあるいはベージュ、黒などがあった。


フランスで乗馬に用いたタモシャッタープラム色のベルベットに絹のコード飾り。


ファション・レースとビーズで縁飾りをしたシルク製。

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以上の画像及び文章は、株式会社大一 創業50周年記念「帽子の歴史」からの抜粋により作成しました。


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1998/11/07より

Last Updated: 09/29/97