サックス事始め 序章1

高野 裕

2003年10月28日 柏報掲載

ひょんな事から、何となくサックスをやってみることになった

クリスマスソングが吹けるようになるためにサックスの教室に
通ってみようかと思った
しっかし、こんな動機で本当にサックスが吹けるようになるのだろうか
チョット心配だが、なんとなくウキウキしてくる

サックスについていろいろ情報を集めてみた
 色々なことがわかってきた

見た目は金管楽器なのに、木管楽器の原理で音を出す
そういったねらいで明治の始めか江戸末期に作られた新しい楽器
なんでも作成者の名前が何とかサックスさん、とかいうようだ
けっこう初心者でもそこそこついていけそうな気がした
楽器の値段を見たらなんと20万円〜40万円というあたりが
普通の値段のようだ、ギャーーそんなにするの、エーーーッ
クリスマスソングをプハープハーとお遊びで吹くだけで40万円とは
チョット引きかけた

何処かで教えてくれるのかなと調べたら
あった、長岡でも教えてくれるところがあった
そして楽器も貸し出ししてくれるという
値段的にもまあまあかなと思えてきた
息子と一緒に出かけたついでに
息子に教えてもらって音楽教室に行ってみた
スケジュールを見たらなんとか参加できそうなので申し込みした

その帰り、やはりサックスの良さを耳で確かめなくちゃってことで
CDを買いに行った
何を買ったらよいかわからないのでサックスの本に載っていた
おすすめCDを購入してみた
店員に聞いたらこれが有名ですよって教えてくれた
ジョンコルトレインという奏者だ、何処かで聞いたことのある名前だ
タイトルは「バラード」となっていた
帰り道はなんとなくウキウキしていた

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